自己紹介
名前:ちゃん呼び
出身高専:某高専 電気電子系
学科順位:ずっと1位
受験年:2022
受験大学(受験科目):東京都立大学 システムデザイン学部 電子情報システム工学科
併願大学:東京工業大学 自高専の専攻科
部活や資格:水泳部 電気工事士 TOEIC870 漢検2級
なぜ編入をしようと思ったか
本命(東工大)のための、「試験慣れ」です。5年生5月のゴールデンウィークに受験することを決めました。新幹線とか、試験会場の雰囲気とか、立ち振る舞いとかとか。
試験科目が数学・物理・TOEIC・面接だったので、数学と物理は東工大のために勉強するし、TOEICはいい点数だし、面接は適当にやればいけるだろう、ということで受験を決めました。
学年ごとの勉強内容
1~3年
1~3年は特に何もしてません。素直に学校の勉強と部活をやってました。学校の勉強もそんなに力いれず、勉強量はみんなより少なかったと思います。学校の成績は学年末成績でずっと1位でした。
TOEICを1年生くらいのときにIP試験受けて、ノー勉で420。2年生の間はなにもせず、3年生の夏になんとなくTOEIC勉強しました。3年生10月頃に690。
ってな具合で、3年生終了。
4年前期
3年生のときにTOEICの点数が伸びたので、TOEICやることに(進学とかなにも考えてないです)。しかし、740前後をうろつくことに。試験2週間前になるたびに勉強やってただけなので、伸びなくて当たり前ですね。
この時期は、忙しくてテストも14教科くらいあって、部活も毎年全国高専に出るのが目標だったので、学校の勉強と部活で頭いっぱいで、編入とかは考えたこともなかった。
4年後期
夏休みTOEICをちょっと真面目に勉強。870。いいでしょう。ということでTOEIC終了。そのあと学校のIPもあったが、終始うたた寝状態でも785。「実力もある程度ある」ということで終わった。
周りは編入の勉強を始めていた人もいたのですが、何も考えず。専攻科でいいかな~って思ってた。4年生の12月頃にやりたいことがふわっとだけど決まって、東工大に編入しようと決めた。しかし、5年生の卒研配属は4年生の学年末成績で決定されるため、学年末テストが終わるまではひたすら学校の勉強。無事に1位。
4年生の2,3月から編入のための勉強開始。とりあえず数学。徹底演習をした。2ヶ月で1周。遅い。このときはまだ何も焦りを感じず。のんびり勉強してた。
5年前期
学校始まったらみんなすごい量やってて、焦りを感じ始める。もともと、量はそんなにできないけど、ちょっと勉強したらできるタイプだったので、すごい焦ってたわけではなかった。
徹底演習を1周やっただけで、いろんな問題集やってた子の質問にも答えられたし、数学は大丈夫かな~って感じた。
学校の成績も1位がほしかったので、テスト期間中はテスト勉強。前期中間無事1位。
専攻科の試験も重なり、都立の過去問や物理の勉強を始めたのは、都立の試験2週間前くらい(遅かったかな)。ちょっと真面目に焦り出す。電磁気は学校でやってるのでほとんど勉強せず。力学を1週間くらいで勉強。1週間で取り寄せた過去問を解く。「いけそう」と感じた。
こんな感じで、もともと勉強期間半年くらいしかないし、テスト期間はテストに集中したし、専攻科は必ず合格したかったので専攻科優先だったし、というわけでドタバタしながら勉強してました。
試験当日
試験内容
数学
簡単。5問から3問選択します(60分)。
2 0分強くらいで終わりました。「全員満点かな」って思ってました。選択する問題を間違えると難しかったかもしれない。とにかく一瞬で解法を浮かぶレベルに勉強しておく必要はある。終わったときも後ろの子と話す限り、「全員満点だよね」って感じでした。
「高専の数学」をやっていれば解けるレベルでした。
物理
力学・電磁気(60分)。都立としてはちょっと難しかったかもしれない。問題数も10問を超えていて、単純計算で一問5~6分で解く必要がある。私は終了5分前くらいに解き終わったが、見直しはほとんどできず。感触としては、9割くらいはできたと思う。
TOEIC
頑張ってください。800点あれば十分に戦えると思います。
面接
面接官4人で1人進行役、3人は適当に質問。志望動機、志望動機から一つ深掘り。併願校と志望順位、無理に第一希望とは言わずに素直に言いました。今日の試験の感覚は?部活動ではどのような活動をしているか?
後輩に伝えたいこと
試験前日の18時頃に着いて、友達とご飯食べに行って、買い出しとかしてたら22時くらいで、23時半くらいに寝ました。全然勉強とかしなかったです。リラックスできたので、よかったのかもしれないです。朝は5時30分に起きて神社行きました。
私は勉強を始めた時期が少し遅いということもあって、十分な勉強という勉強はできませんでしたが、それでも合格することができました。面接も気楽に答えることができました。
過去問は勉強始めるときでもいいし、5年生になるまでは毎週1回眺めるだけでもずいぶん変わると思います。試験一週間前になってようやく始めて「比較的簡単だ」と知った私ですが、おすすめしません。
数学は過去問も含めて簡単に感じると思います。つまり、みんなできます。ミスらないように。
物理は時間が短く感じると思います。難易度は高くないので、基礎的なことを確実にできるようにしておくといいと思います。
TOEICは、唯一確定した点数です(換算方法は分かりません)から、いい点数を取っておくと安心できます。
面接は、「なるようになるさ」くらいの気楽さでいいと思います。志望理由もなんとなく覚えてるくらいで臨みましたが、できました。ガチガチに考えるよりも、その場でしっかり聞いて、その質問について考えることで面接官からの意図を正確にくみ取ることができるようになると思います。
受験だけでなく、編入全般や、TOEIC、学校の勉強、勉強法、スケジュール管理などその他諸々の事柄については、「note」にて私なりの考えなどを公開していく予定なので、ぜひそちらもご覧ください。
https://note.com/kosen_student/
オススメの参考書
数学
- 「大学編入試験問題 数学/徹底演習」
力学
- 「弱点克服 大学生のための初等力学」
電磁気
- 「演習 電磁気学(サイエンス社の黄色いやつ)」
- 「電気磁気学(森北出版)」
TOEIC
- 「精選模試」
- 「金・銀のフレーズ」