自己紹介
名前:ずきち
出身大学:三重大学 総合工学科 電気電子工学コース
受験年:2022年(2023年度入試)
受験大学:大阪府立大学 工学域 電気電子系学類 電子物理工学課程
併願校:なし
TOEIC:615点
なぜ編入しようと思ったか
興味のある研究や学問を勉強するため
時期ごとの勉強法
※編集部注:4年制大学から別大学への編入体験記です。
1年生
4月〜7月:TOEICをスタディサプリを利用して毎日3時間勉強した。
8月〜2月:コロナ禍で遊びにもいけず、暇だったので2年生で履修する数学の予習をした。
3月:自身のしたいことを考えた時、興味のある研究がなかったため、府大への編入学を目指し、電磁気学と電気回路を独学で勉強し始める。
2年生
4月:コロナウイルスに感染し、殆ど勉強出来なかった。
5月:府大に出向き、興味ある研究室を見学した。そこで教授や学生と会話させていただき、やる気が出た。その際、過去問も5年分いただいた。そこからは過去問も活用しながらとにかく量をこなすことに専念した。
科目ごとの勉強法
数学
線形代数と微分方程式が必ず出るので編入数学徹底研究を用いて勉強した。
電磁気学
大学では2年の後期に履修するのに、試験が6月にあるため、完全に独学で勉強した。教科書は府大が講義で使っている教科書を買って読み、電磁気学演習を計10周した。教科書で分からないところが有れば図書館に行って違う参考書等と睨めっこする事で乗り越えた。府大の教科書の演習問題には過去問の類題が載っていたのでそれも適宜解いた。
電気回路
電磁気学同様大半が未履修だったので府大の教科書を独学で読み、演習問題を解いてあとは詳解電気回路演習でひたすら数をこなした。
試験当日
試験内容
数学
線形代数/微分方程式/複素関数とフーリエ解析
線形代数の解答を違う解答用紙に書いてしまい、冷や汗が止まらなかった。
電磁気学
平行版コンデンサの電気容量/回転するコイルによる電磁誘導/マクスウェル方程式と波動方程式
マクスウェル方程式の記述は頻出である。
電気回路
交流回路/2端子対回路/ひずみ波
交流回路はは計算量が膨大だったので途中で諦めた。2端子対回路は暗記なので完答すべき。
面接
15分くらい
聞かれたこと
志望動機は何か?/併願校はあるか?/将来のプランは何か?
別室での待機中は研究室見学の際にいただいた英語の論文を読んだ。TOEICの点数は低いねと言われたので700点はあったほうが良いかもしれない。
後輩に伝えたいこと
高専生が持っている10数年分の過去問をたった学務では3年分しか得られないことに加えて模範解答がないので答え合わせができないのが他の受験生より不利である。
かなり苦しい戦いではあるが合格した時の歓喜は凄まじいものだったので最後まで諦めず、頑張って欲しい。