自己紹介
名前:てつな
出身高専:苫小牧高専 情報工学科
学科順位:3年次:30位くらい 4年次:30位くらい
受験年:2020年
受験大学(受験科目):筑波大学 情報学群 知識情報図書館学類
併願大学:同志社大学 文化情報学部(受験してはいない)
部活や資格:基礎スキー、ハンドボール部
TwitterID:jtetsuna
なぜ編入をしようと思ったか
高専だけの世界が狭いと感じていて、大学・大学院に行って色んな人に出会ってみたかったから
学年ごとの勉強内容
1~3年
成績は全くよくなかった。下の方の成績をうろちょろしていました。
ハンドボール部に所属、ETロボコンという大会に出場していた。学校祭などでゲームを作るチームに所属。興味のあるものにはできるだけ積極的に参加していた。中でも基礎スキーという分野に集中して取り組んでいた。高専3年生の時に高校生の全国大会で優勝。
4年前期
スキー以外のことにも取り組んでみようと思い、インターンやビジネスコンテストに参加してみる。
4年後期
学力で勝負するのは厳しいと思い、自分のバックグラウンドが活かせそうな入試を探す。5年生が始まるタイミングで知識情報図書館学類(klis)を受けることを決意。
5年前期
図書館情報学という分野について勉強する。※勉強した教科書については後述
学習計画書やプレゼン資料を友達、高専の教授、klisに編入した先輩などに添削していただく。学習計画書の添削は、かなり丁寧に添削してもらった。
試験当日
試験内容
学習計画書
自身が学んできたこと、経験、過去の経歴・実績を記載。自分は中学校時代から書きました。過去の経歴をもとに自身のやりたいことを記載しました。その後、やりたいことを達成するために、klis入学後に学びたいことを具体的に記載しました(研究室、留学、履修etc..)。過去に学んだことや経験等から、klisを入学する意義を論理的に説明することが大切だと思います。
自分の学習計画書は合計で17ページほどになりました。過去の合格体験記や周囲の人の話を聞くと、1ページで提出した人や50ページで提出した人もいるみたいなので、ページ数は関係なさそうです。
友達、高専の先生、編入先の先輩などに添削していただき、10回以上は書き直しました。
志望理由書
学習計画書を書いた後、その内容に沿いながら書くのがベストだと思います。学習計画書と内容の乖離が生まれないように。
プレゼンテーション(10分程度)
これも学習計画書の内容に沿って資料を作りました。できるだけ見やすく、実際の写真なども使用して作りました。これも友達、高専の先生、編入先の先輩などに添削していただきました。
倍率
50人ほどが受験し16人?が合格しました。要項では10人と記載されていますが、自分の年度では少し多めに合格者が出ました。
面接
↓面接が終わったその日に書いたものです。軽く清書はしましたが読みにくい所もあるかもしれません。
春日エリアの2階にある708Aの部屋に9人ずつ集められた。試験の説明が集合時間5分後ぐらいにされた。自分の時間帯の男女比は男性4人、女性5人
まず受験番号が早い順に3人が呼ばれた。その30分後、自分を含めた3人が呼ばれた。三部屋あり、各入り口に椅子があったのでそこに座って待機した。前の人が終わり次第部屋に入室した。
入室して、真ん中の空間にいき、「受験番号と、名前を言ってください」と言われた。受験番号と出身校、名前をいった。「配布資料があります」といってプレゼンを印刷した内容を3人の先生に配った。おそらく質問した内容等から、正面から見て、左が知識科学主専攻、真ん中が情報システム主専攻、右が経営主専攻の先生だと思われる。コロナ対策として、透明な壁が全員の間にあった。椅子があり、発表中は立っていたが質問を受け答えしてる時は座っていいよと言われたので座った。プレゼンは10分程度で発表してください、と言われた。しかし時間を明確に測られることはなかったので、少し過ぎてもいいやと思い、ゆっくり目に発表を行った。
以下、発表が終わった後の質問(全てメモできた訳ではありません)
- 入学した後興味のない分野の授業もあると思いますが、それに対してあなたはどのように考えてその分野に取り組みますか?
- 卒研の進捗はどのくらい?
- スキー含めさまざまなスポーツに取り組んでいたということだったけど一つには絞らなかったの?
- 学校の授業以外でプログラミングはしてた?
- デジタルプラットフォームを作りたいってことだったけど、ほかの短歌などスポーツ以外のことにも使えると思うけどどう思う?
- 大学院入った後とか研究室の希望はある?
- 院を卒業した後起業するって話だったけどD進する気持ちはある?
- この学類はいつ頃知ったの?
- 編入するなら旧帝、あ、高専なら専攻科なのか、今も卒検でプラットフォームを
- 留学したいっていってたけど今の英語力は?
- 海外の渡航経験は?
- 様々なことに取り組んでいるけど、そういうのに参加するのが好きなのか?それともその分野が好きなのか?
30分たったので以上ですと言われた。
発表中はお互いマスクをしていたということもあるが、スライドはあまり見てもらえなかった(資料を見ていた?)、リアクションもないので、発表者側としては辛かった。顔に注目して、こちらに顔を向けたら目を合わせるようにはしていた。
雰囲気は和やかで圧迫面接ではなかったと思います。学習計画書やプレゼンの内容から気になる所を聞かれているのかな?という感じでした。
後輩に伝えたいこと
これだけは誰にも負けない!ということがあり、学びたいことが知識情報図書館学類とマッチしている人にはオススメの学類です。編入同期や先輩などを見てもその傾向があると思います(具体的に書くのは伏せますがスゴい人ばかり!!!)。
図書館司書資格やそれに関連することを学びたい方にもオススメです。
他の大学や学類よりも4大学や短期大学からの受験者が多いと思います。
オススメの参考書
図書館情報学ってなんぞ〜〜という方にオススメです。知識情報図書館学類の先生方が書いたものなので受験を考えている人にはぜひ読んでほしいです。
「図書館情報学を学ぶ人のために」