編入体験談

2022年:千葉大学 工学部 建築学コース

自己紹介

名前:たた
出身高専:雪の降る地域の高専 建築学科
学科順位:1年次:1位 2年次:1位 3年次2位 4年次:3位
受験年:2022年度(2021年に受験)
受験大学(受験科目):千葉大学工学部建築学コース
併願大学:東京大学(千葉の合格がわかった後に受験だったので記念受験になりました)
部活や資格:・住宅設計のコンペ佳作 ・デザコン入賞

なぜ編入をしようと思ったか

設計の意見・アイデアをより多くの人と交換したいと思ったため。

学年ごとの勉強内容

1~3年

受験勉強はしていません。3年の終わりに編入を決意しますが、当時は千葉大を考えていませんでした。

4年前期

受験勉強として、数学の勉強をし始めました。研究室活動でコンペに取り組むことになったので、受験勉強の合間に、デザコンと住宅設計のコンペも進めました。

4年後期

夏休みが明けてすぐは、コンペの作品提出に追われほとんど勉強できず。また、デザコンは予選を通過し、10月、11月は本当に勉強どころではなかったです。12月にデザコンが終わり、ようやく勉強を再開しますが、勉強が間に合わないのでは…?と感じ始め、春休みにはその不安は募る一方でした。

5年前期

第二志望を決めるため、いろいろな大学を調べました。正直、東大に合格するには勉強が足りない気がしていたので、千葉大は推薦しかありませんでしたが、受験内容が面接のみで、興味のある研究室もあったので受験を決意しました。

4月

願書と一緒に提出する自己PR文の作成をしました。

5月

受験2週間前
面接対策として、過去に聞かれた内容を整理しカンペを作りました。

受験1週間前
面接練習を一度先生に頼んで、やってもらいました。その時、専門的なことを深く突っ込まれるとうまく返せないな、と感じ自分の卒業研究でしたいことを中心に、専門的なことについて色々調べ自分の意見をまとめました。

試験当日

試験内容

面接のみ(建築学コースは口頭試問なし)

面接

  1. 志望動機
  2. 将来の抱負
  3. 経済に興味はあるか
  4. 地元で持続可能な建築ってなに(自分が持続可能性についてこれから考えていきたいと、2の質問で答えたため)
  5. 地元と千葉の違い
  6. 好きな建築
  7. ポートフォリオ(手に持って入室したら、見てくれました)

面接内容的に、あまり面接を重視しているようには見えませんでしたが、きちんと答えられるに越したことはありません。

1と2の質問は毎年全員に聞く質問だと思います。2は聞き方は異なるものの将来何をしたいかや、大学で何をしたいかなどについて聞いてくるので、この2つはしっかり言えるよう抑えましょう。

後輩に伝えたいこと

千葉大の学校推薦は上位10%の人たちが集まっているため、あまり成績で差はつきません。コンペの受賞歴など、勉強以外にも突出した部分をつくれるといいと思います。私はデザコンの活動で、受験勉強の時間がなくなりましたが、入賞した結果、千葉大の合格に繋がったのではないかなと思います。

オススメの参考書

各高専に、歴代の受験者の編入報告書などがあると思うので、面接内容で何を聞かれたか参考になると思います。