自己紹介
[名前] | S.M |
---|---|
[出身高専 学科] | 神戸高専 機械工学科 |
[学科順位] | 3年 3位/43人中4年 4位/40人中 |
[受験の年] | 平成30年度入試 |
[受験大学 ] | 大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コース |
[併願大学] | 大阪府立大学工学域機械系学類機械工学課程 |
[部活や資格] | Twitter @wasabi_sm ブログ http://hennyuu-kosen.hatenablog.com |
学年ごとの勉強内容
1~3年
受験のことは全く考えてなくて部活だけの毎日でした。テスト勉強すらろくにしていませんでした。三年生の頃からDUOをやっていました。
三年生が終わる頃には全て覚えていました。
4年前期
志望校を大阪大学に決めました。
とりあえず、編入数学入門を一周と、英語は基礎英文法問題精巧を三周と基礎英文問題精巧を三周しました。4月にTOEICで690点を取ってTOEICの勉強はやめました。
4年後期
東京大学を視野にいれて勉強していました。
数学は徹底研究を三周、過去問特訓を5周、マセマ複素関数を三周、マセマ微分方程式を三周
確率対策で細野真宏の確率を7周
英語は基礎英語長文を三周
物理を始めました。
物理のエッセンスの赤と青を三周づつしました。
春休み
専門科目の機械4力学の勉強を始めました。
流体力学は演習で学ぶ流体工学入門を、材力は演習材料力学と学校のプリント、熱力学は例題で学ぶ工業熱力学と熱統計力学演習を、機械力学は基礎機械振動入門を使っていました。
春休み中に一通り一周しました。
数学は、大学編入のための数学問題周をひたすら解いてました。3周しました。
英語は英作文を始めました。
大矢複英作文講義の実況中継と基礎英作文問題精巧とドラゴンイングリッシュを使用。
一番勉強した時期です。1日平均8時間ほどの勉強でした。
5年4月
学校が始まりました。
専門科目の参考書をもう一度一通り解きました。
結局流体は4周で熱力学は3周づつ機械力学は3周、材力は三周しました。
5年5月
TOEFL用の英単語帳を暗記していました。TOEFL英単語3800のRANK3までをほとんど覚えました。
府立大学の過去問を解き始めました。過去問を5年分ひととおり3周ほど解きました。
5年6月
大阪府立大学と専攻科の受験がありました。二つとも合格を頂き心に余裕ができました。
大阪大学基礎工学部の過去問を数学、英語、専門科目を一通り五年分解きました。
解けないところは先生に質問に行きましたが、結局先生も解けずに放置した問題も何問かありました笑。英語の英文和訳対策に阪大の英語20ヵ年の赤本を使用して演習していました。過去問特訓のを最後の仕上げに二周しました。
5年7月
専門科目や数学の公式や定理の確認をしつつ、単語を見ていた程度でした。取り敢えずリラックスして今までやってきたことを信じて、睡眠を多くとるようにしていました。
試験当日
緊張してあまり寝れませんでした。聞いてみると全員そんな感じみたいです。早くつきすぎたため、売店の上の木陰のベンチで英単語の確認をしていました。
試験内容
英語
和文英訳
そんなに難しくなかった。赤本で対策したこともあり良くできたと思います。8割
長文
かなり時間をかけましたが大体解けました。並べかえ問題や前置詞の補充問題が例年に比べて簡単でした。7割
和文英訳
こちらも例年に比べて易化。
英文が二つ出ましたが、スラスラ書けました。9割
計8割
数学
大問1
謎問でした。
(1)(2)はすごく簡単。(3)は場合分けを忘れて恐らく0点
6割
大問2
線形独立や線形従属の証明問題が4問
(1)~(3)はほぼ完璧で(4)はあまりわからなかった。適当に書きました。7割
大問3
例年通り確率でした。
(1)は普通の確率
(2)(3)は恐らく期待値
大問2で時間をかけすぎたため(2)(3)は完答出来ませんでした。恐らく部分点はかなりもらえているはず。7割
計6~7割
専門
材料力学
直径が異なる丸棒を接続した梁の先端たわみと熱を加えたときの不静体問題
最後の接合部の変位を求めることが出来なかったです。8割
熱力学
熱サイクルの問題
受熱量や放熱量やエントロピーや熱効率を求めた後、再生サイクルにしたときと比較させられた気がする。
まあ、例年よりは易化。8割
機械力学
円盤の慣性モーメントの導出とヨーヨーの問題が三問。
考え方が合ってれば10割で間違ってたら5割って感じ
まあ、受かったってことはあってたんでしょう。10割
流体工学
粘性流体の内部流れが出ました
平行平板間における速度分布について
(10)くらいまであったけど、(3)で詰んでしまったので(2)以降は白紙。
参考書に全く同じ導出があったため後悔しました。2割
計7割
面接
とても和やかな面接で全く緊張しませんでした。僕も面接官の先生方も笑いながら話していたほどです。聞かれた内容は以下の通り。
- 志望動機
- 併願校
- 試験のでき
- どのような勉強をしてきたか
- 過去問では習っていない内容があったかどうか
- 卒業研究の内容
- 長所と短所
- 部活は何をしていたか
面接官は五人で大体一人あたり10分くらいでした。
後で受験者の方に聞いたけど、不合格者と合格者では面接の空気がかなり違うらしい。不合格者の面接はあまり雰囲気が良くないみたいです。
これは、機械科学コースに限ると思いますが、面接室から出る際に、これは大事なものだから無くさないように、と受験票を渡されたら恐らく合格してます。
後輩に伝えたいこと
取り敢えず志望校+αの学校を目指すべきだと思います。
僕も結局受けなかったけど、東大を視野にいれて勉強していたから阪大に合格できたのかなと思います。
春休みが勝負だと思うので春休みは全力で頑張って下さい!
誰よりも勉強をしたら合格するはず!応援してます!
おすすめの参考書
- 編入数学過去問特訓
- 大学編入のための数学問題集
- 細野真宏の確率が本当によくわかる本
- 物理のエッセンス
- DUO3.0
- TOEFL英単語3800
- ドラゴンイングリッシュ
- 演習で学ぶ流体力学入門
- 熱統計力学演習
- 基礎機械振動学