自己紹介
[名前] | H.Y |
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[出身高専 学科] | 神戸⾼専 電気工学科 |
[学科順位] | 1年1位 2年5位 3 年7位 4年7位 5年1位 |
[受験の年] | 2017 年度 |
[受験大学] | 岡山大学工学部 電気通信系学科 電気電子工学コース |
[受験科目] | 数学 英語 物理 |
[併願大学] | 三重大学 |
[部活や資格] | 自転車競技部 主将 第二種電気工事士取得 |
動機
高専卒ではある程度のところまでしか出世できないこと、 人のつながりを広げたいこと、規模の大きなところで研究したい、新天地で挑戦してみたい、高専の雰囲気に飽きたこと、自分の成績なら進学が狙えると思ったこと、専攻科は所詮高専の延長線…etc.など様々な理由があり、大学編入を4年生になる前に決意した。岡山大学は学科内で上位25%以内だと推薦がもらえるということも理由の一つである。
科目ごとの勉強内容
数学
4年生の間にぼちぼちやってはいたが、4年3月に本腰を入れて“編入数学徹底研究”を一周したり、“ベクトル・行列・行列式徹底演習”を使って勉強した。面接形式の試験のため、忘れがちな“定義”を頭に叩き込んだ。
英語
4年生の間に“DUO 3.0”で単語力をつけた。試験問題がTOEICの類似形式であるため、試験直前期までTOEICの勉強(この()に入る単語は次のうちどれか)をした。
物理
4年3月に“物理のエッセンス力学・波動”で基礎を叩き込み、試験直前期まで“電磁気学演習”で電磁気の問題を数多く解いた。
試験当日
岡山駅周辺のカプセルホテルで宿泊した。緊張であまり眠れなかったのを今でも覚えている。
⾯接
なぜ岡山大学に志望したかを1分で述べる。
英語
()に当てはまる単語は次のうちどれか?という選択問題が5問、英文和訳が2問
出来は6割ぐらいの感触であった。
面接官と対面形式で制限時間5分であった。解答は口頭のみ。
数学
① 1次独立の定義文
② 2行3列の行列の転置行列
③ ②のRank
④ ②の逆行列
“定義”について勉強していて本当によかったと思った。ホワイトボードを使って解く。制限時間は9分。
物理
コイル内に磁束を与えたときの問題でした。(電磁気)
(1)コイル内の法線方向nを貫く磁束密度を求めろ
(2)コイルが左周りに回るときの磁束を求めろ(θはwtに変えて)
(3)抵抗Rに流れる電流を求め、グラフを描け
(4)抵抗Rで消費される瞬時電力を求め、グラフを描け
(5)コイルの電気エネルギーを求めろ 物理のみ一問解答するたびに答えが見せられました。
(4)まで解くことができました。制限時間は9分。
後輩に伝えたいこと
4年生の前期中間で成績を落とし、4年次は学校の勉強に集中していました。編入の勉強は4年3月の春休みにかなり追い込むことができたのは大きかったです。自分の代は専攻科進学を希望する人ばかりだったので、編入の情報を集めることや、勉強するのは基本的に一人だったのでツラかったです。幸いにも双子の弟も同じ大学を希望していたため、一緒に勉強できたのはよかったです。自分の実力を客観的に評価し、「合格するために今の自分には何が足りないか?」を常に考えていました。
私の座右の銘は“挑戦なきところに勝利なし”です。合格にこぎつけたことでそれを体現できたと自負しています。