自己紹介
[名前] E.M
[出身高専 学科] 神戸高専機械工学科
[学科順位] 3年:2位 4年:2位
[受験の年] 2020年度入試(2019年夏受験)
[受験大学 受験科目]
大阪大学基礎工学部システム科学科機械科学コース:合格
英語(英文和訳、長文、和文英訳の3題構成)
数学(微分積分、線形代数、確率の3題構成)
機械専門科目(材料力学、流体力学、機械力学、熱工学の4題構成)
[併願大学]
●神戸高専専攻科:合格
●大阪府立大学工学域機械系学類機械工学過程:合格
機械専門科目(材料力学3問、熱力学2問、機械力学2問(振動1問、機構学1問))
英語(部分英文和訳、全文英文和訳、和文英訳の3題構成)
●大阪大学工学部応用理工学科機械工学科目:出願のみ
英語
数学(微分積分、線形代数、確率、複素解析)
専門基礎科目(物理(力学、熱力学)、材料力学、流体力学)
※解いていないため、過去問を参照してください
[部活や資格]
バスケットボール部(~3年夏)
ものづくり研究会(3年夏から1シーズン)
TOEIC公式テスト:610点(4年11月受験)
TOEICIPテスト:655点(4年11月受験)
その他珠算関係の資格あり
編入体験談ブログ&Twitter
編入体験談ブログを作成しています。
詳しくは以下を参照してください。
https://agag-hennnyu.hatenablog.com/
Twitter:@eijimatsumotoAg
動機
もっと勉強したかった。
高専の講義レベルの低さに気付いたため、よりレベルの高い環境で勉学や研究をしたいと思った。
基礎工には興味のある分野の研究室があった。
様々な学部の学生とつながりを作りたかったため、総合大学に行きたかった。
自宅から通える。
科目毎の勉強内容
数学
微分積分&線形代数:編入数学徹底研究⇒編入数学過去問特訓
確率:細野真宏の確率が本当によくわかる本
英語
英単語:システム英単語
英熟語:速読英熟語
英文法:あまり勉強していない
読解書:英文読解入門基本はここだ!
長文:あまり勉強していない(速読英単語上級を少し読んだ)
和文英訳;ドラゴンイングリッシュ
TOEIC:金フレ、文法特急、公式問題集
機械専門科目
材料力学:授業プリント、ノート、材料力学(森北出版)、PEL材料力学、ネット問題
流体力学:演習で学ぶ「流体の力学」入門
機械力学:基礎演習機械振動学
熱工学:例題でわかる工業熱力学、熱・統計力学演習
※詳しくは編入体験談ブログを参照してください。
試験当日
試験内容
英語
(問題は過去問を参照してください)
昨年出ていた自由英作文は出題されませんでした。
難易度はおそらく例年通りですが、できませんでした。
出来はおそらく5割程度
数学
(問題は過去問を参照してください)
これが基礎工の数学??とびっくりするぐらい簡単に感じました。
問題1:微分積分
(1)簡単な微分方程式の初期値問題
(2)(1)で求めた関数を用いて、2変数の関数を定め、それを被積分関数
とする重積分。変数変換したら一発です。
僕はヤコビアンの絶対値だけ取り忘れて、そこだけ少し減点です。
出来は9割
問題2:線形代数
トレースの問題でした
(1)ある行列Aの固有値、固有ベクトル
(2)tr(A)が固有値の和に等しいことを示す
(3)3次正方行列B,Cについて、tr(BC)=tr(CB)を示せ
(4)Dが3次正方行列、異なる固有値3つもつとき、tr(D)が固有値の和に等しいことを示せ
簡単でした。最後の証明も解けたので良かったです。
出来は10割
問題3:確率
典型的な確率でした
6以上の自然数Nについて、1,2,3,…,Nの数字から無作為に6つ取り出し、大きい順にX1,X2,…,X6とする
(1)N=10の時、X4=6となる確率
(2)Nが任意の時、X4=5となる確率P(N)
(3)P(N)が最大となるNとその時のP(N)
細野真宏の確率をしていれば、余裕の満点だったと思います。
出来は10割
全体:9.5割
専門
(問題は過去問を参照してください)
問題1:材力
典型的な不静定トラス
初めて不静定トラスを解きました。誘導が優しかったです。
出来はおそらく10割
問題2:流体
管路抵抗の合流
初めて見ました。ベルヌーイの定理と管摩擦の考え方で解けるかな?と思ったけど、全くできませんでした。
他の受験生もあまりできていなかったみたいです。(自分の使っていた参考書には載っていなかったけど、学校の教科書には載っていた、、、)
出来は1割
問題3:機力
1自由度減衰系の強制振動(地面が変位?)
簡単な問題だったのですが、強制振動解がわけわからなくなったので、おそらく間違えてます。
出来はおそらく6割
問題3:熱工
状態方程式が与えられて、偏微分しまくって証明
偏微分の勉強をしていれば、そこまで難しくないかと思います。
導出が少し怪しいかもしれません
出来はおそらく8~10割
全体で6割ぐらい?(もう少しありそう)
面接
面接の流れ(基礎工機械以外は分かりません)
- 待合室で待っていて、呼ばれたら、荷物は持って、待合室の前の椅子にて準備。
- 前の人が終われば、ノックして入室。
- その後入り口横に荷物は置く。
- 椅子の横で、受験番号、名前を言う
- 指示があったら、受験票を面接官に渡し、着席。
- 質問に答える。
- 面接終わりに、受験票が渡される。
- 荷物を持って退出。
面接の内容
- 志望動機
- 将来何になりたいか
- 試験の出来、推測(大問ごとに細かく答えた)
- 併願校、受験校
- 以下、試験の出来にて、一切授業で習っていなかったと言ったため
- トラスのこと
- 熱工偏微分のこと、どのように勉強したか
※詳しくは編入体験談ブログを参照してください。
後輩に伝えたいこと
編入試験は情報、努力、運だと思います。
ZENEPENさんやその他の体験談を参考にしたり、先輩に連絡を取って情報を集めてください。
僕も連絡が来れば可能な範囲でサポートします。
あとは死ぬ気で他の受験生に負けないように勉強してください。
志望校は高いところを目指すのが良いと思います。
そして一度志望校を決めたら、レベルは落とさない方がいいです。
不合格になっても諦めがつくと思います。
僕個人的には、学校の授業やテストは大切だと思います。
3年生以下の人は、学校のテストも頑張ってください。
参考書は1冊を何回もすることが大切だと思います。
編入予備校は必要ないと思います。
高専の先生に質問すればいいので、、、
頑張ってください!
おすすめの参考書
英語
- 英文読解入門基本はここだ
- システム英単語
- 速読英熟語
- ドラゴンイングリッシュ基本英文100
数学
- 編入数学徹底研究
- 編入数学過去問特訓
- 細野真宏の確率が本当にわかる本
専門
- 材力授業ノート、プリント
- 材力ネット上の問題
- 演習で学ぶ「流体の力学」入門
- 例題でわかる工業熱力学
- 熱・統計力学演習
- 基礎演習機械振動学