自己紹介
名前:めーこう太郎
出身高専:某高専
学科順位:上位10%以内でした。
受験年:2020
受験大学(受験科目):名古屋工業大学 数学・英語・物理・専門・面接
併願大学:豊橋技科大・専攻科
部活や資格:運動部です。
なぜ編入をしようと思ったか
高専入学する前から大学編入は決めていました。社会に出る勇気が足りなかったのかもしれません。
学年ごとの勉強内容
1~3年
1年生の頃から、先輩に勧められてTOEICを受け始めました。長期休暇を利用して、短期留学や学校の国際交流の活動に参加しました。英会話力や国際感覚、度胸とかが身についたと思います。テストでは上位10%には入れるように頑張りました。その他、課題に力を入れていました。友達を誘って、コンペやワークショップに参加したりしました。
4年前期
公開TOEICで目標としていた800を超えることができました。このころにはまだ具体的な大学は決めておらず、とりあえず夏休みなどに編入説明会に行きました。
4年後期
11月末ごろまでは、平常授業・テストに加え、高専祭の専門店の準備や研修旅行で予定が埋まっていて忙しかったです。12月になるとそろそろ周りも進路を考える時期になり、私も推薦か学力か真剣に悩みました。最終的には、地元を離れたくないという思いや、せっかく国立大学を何校も受けれるのだからチャレンジしてみようという向上心で、学力で地元の国立大学を受けることに決めました。(専攻科の学力試験が思っていたより簡単で、安心したからというのもある)そこから情報収集しつつ、12月末ごろに数学の参考書を買い、編入への勉強を始めました。
5年前期
2020は皆さんが知っての通り、新型コロナウイルス感染症で世界が混乱していました。(残念ながら2020年8月現在も収束はしていませんが…)編入試験も、もちろん例外ではありませんでした。
私が当初受けるつもりで考えていたのは、名古屋大学・名古屋工業大学・豊橋技科大・専攻科です。このうち、豊橋技科大を除いて試験日程が大幅に変更されました。私はTOEICスコアが強みだったのですが、名古屋大学ではTOEICの公開試験が2度中止にったことを受けTOEICで評価するはずだった英語科目はなしになりました。この変更を受けて、名工大に焦点を絞りました。
本来ならば、授業や課題と両立させながら編入試験の勉強をするはずだったと思いますが、コロナの影響で前期は中間試験がなくなり、授業はオンラインで行われました。必然的に家で過ごす時間が増え、時間の融通が利きました。不謹慎かもしれませんが、受験生にとっては編入試験の勉強がしやすい環境でした。
しかし、仲間に会えないことはモチベを保つことが難しいので、SNS(インスタ)で専用のアカウントを作って同じ境遇の仲間と知り合い、互いに励まし合ったりしました。受験勉強の長期戦はモチベを保つことが大切だと思います。週に一度は休みの日も設けて、発散することも大事です。
試験当日
試験内容
満点は、数学100・英語100・物理100・専門300です。
自身の点数は想定よりも低いものでした。
よくこれで受かったなと思っています。専門の比率が圧倒的なので、バランスよく勉強することは大切ですね。物理は例年と出題傾向が異なりました。割とできたつもりでいたんですが、一番低くてショックです。試験内容は大学HPに載っているので割愛。
面接
面接官は10名くらいいました。アットホームな雰囲気で、思っていたより緊張しませんでした。時間は5分程度。短かったです。合格示唆はありませんでした。
質問内容は、志望動機・今所属している研究室について・就職したい会社など。
後輩に伝えたいこと
情報収集して、仲間を見つけて、早めに対策するといいと思います。
各大学の試験科目と難易度、試験時期をみて、バランスよく受けるとよいです。いくつも受けれるからと言って、やみくもに受けると二兎追うものは一兎も得ず状態になる可能性があります。
オススメの参考書
数学
- 編入数学徹底研究
物理
- 力学「弱点克服 大学生の初等力学 石川裕 著」
- 電磁気学「弱点克服 大学生の電磁気学 石川裕 著」
英語
英語は三重大や豊橋技科大の過去問を解いたりしました。参考書は使っていません。長文読解の傾向が強いので、一朝一夕ではなく継続した勉強が必要な気がします。
先ほどにも書きましたが、専門の比率が圧倒的なので、勉強の時間配分に気を付けなくてはいけないです。私は、上の一般科目に比べて専門試験の情報量が圧倒的に少ないことから中々専門の勉強に取り掛かれず、割と最後の1ヶ月でつめ込みました。
専門試験のことは各学科によて全然違うので、先輩に聞くとか先生に相談するとかして、周りに頼りまくって乗り越えましょう。
先生がいなかったら、恐らく合格できていなかったと思います。この場を借りて、私に力を貸して下さった先生方に感謝申し上げます。