自己紹介
名前:ワサビ
出身高専:豊田高専 電気・電子システム工学科
学科順位:3年次:20位くらい 4年次:32位
受験年:2020年
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 デザイン・建築学課程
併願大学:東京都立大学、千葉大学
部活や資格:出願時に提出した資格:なし 部活:バレーボール部
なぜ編入をしようと思ったか
親からの勧めで進学実績が幅広い豊田高専の電気科に入学しました。学習を進める中で、元々絵を描くことが好きなこともあり、電気の専攻からデザイン工学方面の勉強がしたいと思ったのが動機です。面接で堂々と話せるような理由ではなく、よく分からないけどデザインって面白そうだなと思ったのが正直な理由です。笑
科目ごとの勉強方法
数学
4年が終わるまでは全くと言っていいほど勉強していませんでした。春休みは1日1時間ほどしか勉強していません。
受験の2ヶ月前から本格的に勉強を開始しました。といっても1日あたり3〜4時間の勉強量で、全く勉強せずにアニメを見ていた時期もありました。笑
最初に過去問を見て傾向を把握して、徹底研究の緑と黄色の問題集だけ勉強していました。
物理
なし
化学
なし
英語
TOEICによる評価でした。
感染症による影響で公開テストを受けることができなかったため、学内でIP試験を受験し、点数は585点でした。
点数は(実際の点数)÷9.9点の100点満点換算だったので、数学に比べて勉強時間はかなり少ないです。
数学に自信のない人は数学に重点を置いたほうがいいと思います。
専門科目
実技(描画)と論述の選択でした。
絵を描くのは得意だったので当日の描画の題材と自分のポテンシャルに賭けてほぼ対策はしていません。
傾向としては実技は絵の上手さよりも発想の柔軟さが求められると思います。普段過ごす中で建築物やデザインに関わる意匠性のあるものに着目しながら生活するとインスピレーションが生まれやすいかもしれません。
論述は建築学的観点が試されるので、デザインへの興味から受験を考えている方には難しいかなと感じました。
試験当日
試験内容
数学
過去問の傾向通り、行列、行列式系や極限、級数、積分(広義積分が多い)、微分方程式からの出題でした。長年傾向が変わっていないため、他の大学に比べて対策はしやすいのはいい点です。落ち着いて考えれば確実に解ける問題なので基本を押さえていれば大丈夫なはずです。
専門
描画の題材は、公園の広場に芝生と土でできたオブジェを作るというものでした。
例年に比べて自由な創造性が試されるお題だと感じました。試験時間は2時間半もあるので実技を選択した場合はじっくり描き込むことができます。
面接
京都工芸繊維は面接がありません。デザイン学科にありがちなポートフォリオの提出がないのは作成の経験がない僕にとっては大きなポテンシャルでした。
後輩に伝えたいこと
他の体験記を書いている方に比べれば足元にも及ばない勉強量でしたが、専門科目の評価に占める割合が多いので絵を描くのが得意な人にとっては合格の確率が高い大学だと思います。
数学も対策がしやすいので絵を描くのが好きな人にはぜひ受験してほしいと思います!
オススメの参考書
編入数学徹底研究(緑と黄色)