編入体験談

2025年:長岡技術科学大学 物質生物工学分野

自己紹介

名前:いそじん
出身高専:新居浜高専 生物応用化学科
学科順位:3年:20番台後半 4年:20番台後半
受験年:2024年
受験大学(受験科目):長岡技術科学大学 物質生物工学分野
併願大学:なし
部活や資格:クイズ研究会
TwitterID:@Lacto_gasseri

なぜ編入をしようと思ったか

大学院卒の学歴が欲しかったから

学年ごとの勉強内容

1~3年

趣味や部活に没頭

4年前期

趣味やバイトに没頭

4年後期

バイトに没頭、年末あたりで焦り始める

5年前期

授業研究そっちのけで受験勉強

試験当日

試験内容

国語

80分。配点100点。
A43ページくらいの現代文の読解と古文が出ました。
なんにも対策してなかったけどそんなに難しくなかったです。古文漢文はやっておいて損はないかも。

英語

80分。配点200点。
TOEICのリーディングパートもろパクったみたいな傾向で出ました。(Part5〜8みたいな感じ)
TOEIC500点取ってれば余裕で満点近く取れると思います。(僕は420点しかないので長文読解しんどかったです。)

数学

90分。配点200点。
積分(証明、誘導あり)、行列・行列式(証明あり)、微分方程式(証明あり)、確率の4つが出ました。
去年の過去問と比にならんくらい難易度跳ね上がってました。
基礎数学ⅡのB.C問とか編入数学の演習をひたすらやれば大丈夫だとは思います。
行列に関しては数学的帰納法出てきて軽く絶望しました。さすがに覚えてないです、、、
出題傾向は毎年この4題を出すって募集要項に書いてあるのでこれ以外の対策はしなくても大丈夫です。

専門科目

90分。配点300点。
必答問題2題と選択問題5題のうち2題選んで答える形式でした。
必答問題は化学と生物の基礎問題中心に出ました。
選択問題は無機化学、有機化学、物理化学、生物化学、生物工学の5題から生物化学、生物工学を選びました。
生物化学はグリフィスの実験が出ました。学校で習ったばっかりの内容だったのですぐに解けました。
生物工学は環状DNAを制限酵素で切断して電気泳動する実験が出ました。うちの高専では5年次に習う内容なのでほぼわからなかったです、、

面接

長岡技大では面接は点数化されるので注意!!

時間:5分くらい? 配点:200点
学校に着いたら控室に誘導され、前のホワイトボードに貼ってある紙を確認して、面接時間を確認します。僕は最後の方だったので面接対策を書いたメモにひたすら目を通してました。

面接では、試験官が3人対受験者が1人の体制で、質問内容としては、

  • なぜ技大を志望したか
  • 上の質問で僕は行きたい研究室があるからと答えたので、なぜその研究室なのか、他の大学でもできるのではないか
  • 大学院に進学するか
  • 卒業後の進路なビジョン

など大まかに4つ質問されました。
大学の志願書類を出す時に書く志望調書に沿って質問されるので、しっかり内容を覚えていれば詰まったり戸惑うこともないと思います。

後輩に伝えたいこと

よく、大学編入は成績のいい人がするものだというイメージがありますが、僕みたいな成績でも、その大学に行きたいという強い意思があれば全然目指せると思います!
ただ、勉強は早めに始めましょう。年末から始めると間に合いません、、(特に専門科目)

オススメの参考書

  • 高専の数学の教科書(微分積分Ⅱ)
  • 基礎問題精講:化学(理論化学のところ)
  • 基礎問題精講:生物
  • マクマリー 生物有機化学
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