編入体験談

2025年:京都工芸繊維大学 工芸科学部 応用生物学域 応用生物学課程

自己紹介

名前:NBD-PZ
出身高専:某高専 化学系学科
学科順位:3年次 、4年次共に10番台
受験年:2025
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大 工芸科学部 応用生物学域 応用生物学課程(合格)
併願大学:本命国立大(合格)、滑り止め国立大(合格)
部活や資格:陸上部 TOEIC 780点

なぜ編入をしようと思ったか

化学よりも生物に重点をおいた勉強や研究がしたくなったから。

科目ごとの勉強方法

数学

特になし

物理

特になし

化学

特になし

英語

TOEICを提出しなければならないので、3年生の夏休みから勉強を始めました。編入勉強としては、一番取り組みが早かったと思います。最初は金のフレーズで語彙を固め、公式問題集や、究極の模試などを使って実戦形式に慣れることで点数を徐々に上げていくことが出来ました。しかし、やり終えたのが4年生の10月の公開テストだったので、一番時間がかかりました。短期集中していたらもう少し早く終えることが出来ていたのかなと思います。

専門科目

応用生物の当日受験する科目は生物だけです。また、高専では生物をほとんどやっていなかったため、ほぼ独学でした。まあまあ辛かったですが、やっていくうちにどんどん知識が増えていき、受験直前は他大学の受験で用いる化学よりも理解が深まり、得意科目になりました。 

4年の11月くらいからセミナー生物・生物基礎をやり始め、春休みくらいから大学レベルの生物にも着手し始めました。実は、セミナーをある程度仕上げるのに3か月かかっており、これをやっているときはだいぶしんどかったです。また、京都工芸繊維大の過去問を見て、遺伝や生殖の範囲が頻出だったので、そこは結構重点的に高難易度の部分まで取り組みました。分子生物学は必須かなと思っています。5年4月くらいから過去問にも手を出し始め(遅いけど)、大体5月には解けるようになりました。

試験当日

試験内容

1枚目が自分的に難しくて、てんぱってしまい、1枚目が後から考えたら結構間違っていた気がします。それ以降は簡単だったので解けました。

Ⅰ. 代謝 リアルに5割
Ⅱ. 遺伝 10割
Ⅲ. 生殖 9割

大学レベルの生物(分子生物学及び、細胞生物学)までやって臨んだので、高校レベルの問題ばかりで拍子抜けしました。…が、大問Ⅰには大敗しました。あとの大問2つが簡単だったので助かりましたが、危なかったです。また、説明問題が多かったように思います。結構時間は余ったので、見直しをしっかりしました。

面接

予想外すぎました。どの京都工芸繊維大の編入体験記を見ても卒研についてしっかり説明できたら大丈夫!と書いてあったので、卒研対策に重点をおいて臨んだのですが、志望理由で言ったイチワードについて執拗に詰められました。詰め : 卒研=7 : 3くらいだったような気がします。結構精神にきましたね笑。しかし、自分の対策不足は否めません。

後輩に伝えたいこと

なんやかんやTOEICと筆記でごり押せば、面接ズタズタでも受かります!また、京都工芸繊維大の生物は、傾向が分かりやすいので対策しやすいです。生物としてのレベルは高いですが、試験としては簡単だと思います!とりあえずTOEICから頑張ってください!

オススメの参考書

セミナー生物基礎+生物

この参考書は、ずっとやっていました。これを完璧にするのが如何に大変で大切かが伝わると嬉しい限りです。8周くらいしました。

生物重要問題集

正直やらなくてもいいとは思いますが、解ける問題のレパートリーを増やすのにはいいと思います。いらない問題は省きながら、2周しました。

基礎から学ぶ生物学・細胞生物学

大学基礎レベルの知識が身に付きます。正直、京都工芸繊維はここからでるといっても過言ではないので必須の1冊です。

基本が分かる分子生物学集中講義

神です。京都工芸繊維は、これで対策すればいけると思います。

基礎講義分子生物学

生物が仕上がってきていた5年6月にさらっと2周しました。

フォトサイエンス生物図録

生物をやり始めるときに、あると理解が早くなります。

微生物学系の参考書
過去問!

京都工芸繊維大でおすすめなのが、なんといっても基礎が分かる分子生物学集中講義です。分子生物学の教科書どーやって覚えるんだ!!となると思いますが、これは重要なポイントを乗せてくれているので、理解が凄く深まります。セミナーは言わずもがなです!これを極めし者が合格すると思っています。

また、過去問も重要です。参考書を一通り覚えたからと言って問題は解けるようにはなりません。ネットにある生物の過去問を片っ端から解くことをお勧めします。結構テストに出る問題というのが分かってきます。