編入体験談

2025年:岡山大学 理学部 化学科

自己紹介

名前:ぱすた
出身高専:生物・化学系学科高専
学科順位:4年次:12位
受験年:2024
受験大学(受験科目):岡山大学理学部化学科(合格)
併願大学:長岡技科大物質生命工学分野(合格)
部活や資格:

なぜ編入をしようと思ったか

大学進学した方が将来の選択肢が広がると感じたから。

科目ごとの勉強方法

数学

特になし

物理

特になし

化学

出題範囲は受験時までの岡山大学理学部化学科での学習内容による。なので詳しくはシラバスを確認するか、化学科ホームページに記載されているページがあるので各自で検索されたし。
事前の調べで口頭試問前に筆記問題を解きその解答用紙の内容について質問されることを知っていたので、面接練習では自らの考えを相手に分かるように説明することを意識して行った。
勉強ではシラバスなどから化学科で使われている教科書を調べ、用いた。また傾向として岡山大学理学部化学科は定義を問うことが多いのでそこを重点的に勉強した。

英語

例年、化学に関する用語の説明が英文でありその文の指す用語を日本語と英語で書くといった問題が出題されているためボキャブラリーを増やすために単語帳を自作し暗記した。

専門科目

化学科の専門科目は化学のみ。

試験当日

試験内容

口頭試問とあるが事前に30分で問題を解き解答用紙を面接官に渡すようになっている。
今年は英語・無機・有機・物理化学が出題された。量子化学が出題される年もあった。
英語は例年通りの問題。
無機は電子親和力に関する記述の穴埋めとフッ素分子の結合性軌道と反結合性軌道に関する問題、酸塩基平衡に関する問題だった。
有機は命名法に関する問題が2問、反応物から予想される生成物を予想する問題が1問だった。
物理化学は等温過程や定圧過程での仕事や熱量を問う問題だった。

面接

部屋が二部屋あり1つの部屋につき15分の面接だった。
1つ目の部屋では志望理由と卒研、英語、物理化学について聞かれた。
2つ目の部屋では無機、有機について聞かれた。
また面接では問題に関して一問ずつ聞かれた。分からなかった所や間違っていた所はヒントをくれて考えるように促してくれた。合っていた所ではその解答をなぜそう考えたのか、もしくはその問題の発展的な内容について聞かれた。
TOEICについては特に聞かれなかった。

後輩に伝えたいこと

基礎的な問題や定義を問う問題が出題されやすいので、しっかりと抑えておく必要がある。また推薦入試の方が合格しやすいという話(?)を先輩方から聞いたのでできれば推薦を狙った方が良いと思う。
また、岡山大学理学部は合否発表が遅いので先に滑り止めを考えて受験した方が良いと感じた。

オススメの参考書

・ボルハルトショア―有機化学
・演習化学熱力学(サイエンス社)
・演習無機化学 (東京化学同人)
・演習有機化学 (東京化学同人)