編入体験談

2025年:熊本大学 土木建築学科 土木工学教育プログラム

自己紹介

名前:水
出身高専:環境都市工学科
学科順位:3年 : 21位、4年 : 12位
受験年:2024
受験大学(受験科目):熊本大学土木建築学科土木工学教育プログラム
併願大学:広島大(×)、都立大(?)、北見工大(◎)
部活や資格:普通自動車免許、TOEIC590

なぜ編入をしようと思ったか

初めは就職を希望していました。しかし、ゼネコンやコンサルについて調べてにつれて、高専卒の限界を思い知らされました(特にコンサル)。そこで、不純な動機ではありますが、大学進学を決意しました。

学年ごとの勉強内容

1~3年

何も考えていませんでした。

4年前期

大手コンサルのインターンシップに参加したいと考えましたが、大卒(専攻科含む)以上であることが条件でした。ここで、本科卒の限界を思い知ることになります。

4年後期

進学に舵を切りました。

志望校の決定は、試験が楽そうな大学をピックアップし、その中から選ぶという不純な方式で行いました。それまで勉強してなくて基礎学力が圧倒的に足りないのだから仕方ない。その際、今までの成績ではどうせ推薦を貰えないし、いっそ一般で少しレベルの高い大学に特攻してやろうと思い、興味と照らし合わせながら広島、熊本、都立の3大学を選択。絶対に受かる滑り止め枠で北見工大を選択しました。

とりあえず、ある程度は成績の見栄えが良くなるように定期試験に全力で取り組みました。編入試験の対策と被っているところあったし、一石二鳥です。

TOEICは600目指して銀フレと文法特急をしました。10点足りなかったけど。

5年前期

やれることをやって、いざ本番へ。

試験当日

試験内容

構造力学

不静定構造の反力(カスティリアーノの定理を使う)

水理学

ベンチュリメーター(徳島大R3と類似)

土質力学

一軸圧縮試験と破壊規準線

数学

微分方程式

感想

構造力学が厄介でした。計算量多い。
他は簡単です。

面接

面接官は2人。
制限時間は8分。
自己申告書の内容について踏み込んだ質問をされる。

後輩に伝えたいこと

土木系で大手企業に就職したいなら、大学に進学した方がいいと思います。自分のように頭悪くても、戦略をしっかり立てていればどこかには受かります。頑張ってください。

以下、私が調べた試験が楽そうな大学です。独断と偏見によるものですが、参考にどうぞ。


・北見工業
試験内容 : 数学、面接
難易度 : ★☆☆☆☆(1.0)

・岩手
試験内容 : 専門、面接
難易度 : ★★☆☆☆(2.0)

・都立
試験内容 : 専門、面接
難易度 : ★★★★☆(4.0)

・横浜国立
試験内容 : 数学、専門、面接
難易度 : ★★★★★(5.0)

・富山県立
試験内容 : 面接
難易度 : ???

・福井
試験内容 : 数学、英語、面接
難易度 : ???

・大阪公立
試験内容 : 小論文、面接
難易度 : ???

・広島
試験内容 : 面接
難易度 : ★★★★★(4.5)

・岡山
試験内容 : 面接
難易度 : ???

・山口
試験内容 : 専門、面接
難易度 : ★★★☆☆(2.5)

・徳島
試験内容 : 数学、専門
難易度 : ★★☆☆☆(2.0)

・熊本
試験内容 : 専門、面接
難易度 : ★★☆☆☆(2.0)

オススメの参考書

大日本図書の問題集はおすすめです。
教科書と関連性があってやりやすい。