自己紹介
名前:たぬきち
出身高専:S高専 機械エネルギーコース
学科順位:3年次:4位 4年次:4位
受験年:2024
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 工芸科学部 設計工学域 機械工学課程(推薦)
併願大学:岩手大学 広島大学
部活や資格:バスケットボール部 TOEIC695
TwitterID:tanukiti24H2nd
なぜ編入をしようと思ったか
高専入学当時から漠然と大学に行きたいと考えていた。将来的に、エンジニアになりたいと考えており、そのためには工学系の大学に行くのが順当であると考えていた。
また、編入は比較的楽に大学に入学できるというのも動機にあった。
学年ごとの勉強内容
1~3年
1年次、2年次は基本的に部活をしていました。筋トレにハマってました。
3年次になった頃から、編入試験において順位やGPAが見られるとのことだったので定期テストで極力点数を落とさないように頑張った。また、部活との両立もはかれるように頑張った。加えて、この頃から編入の参考書を少しずつ調べるようになった。
4年前期
1Q、2Qは基本的に定期テストをメインに勉強をしていました。その隙間時間に、TOEICや編入数学を齧る程度でした。この頃は、部活で部長を任され、一番忙しい時期でした。
4年後期
夏休みに入った頃から、本格的編入試験に取り掛かるようになりました。夏休み中に、TOEIC700を取れるように勉強していましたが、時間の関係から9月半ばに取得した695点でTOEICは切り上げました。
3Qは数学をメインに勉強していきました。基本的に徹底研究、たまに学校のを使い、1日3〜4時間程度勉強していました。極稀に、良問の風を開いてる日ありました。その他の時間は、レポートや定期テストの勉強に充てていました。
4Qからは結構真面目に勉強していました。数学問題集、徹底演習を用いて様々な問題に触れられるように勉強していました。冬休みなどは1日10時間いかないくらいは数学をしていました。年明けからは、初等力学を用いて物理(力学)の勉強も始めました。日によって差はあれど、1日5〜6時間はできるように勉強していました。ただし、テスト期間はテスト勉強に集中して勉強していました。
5年前期
春休も引き続き、数学問題集、徹底演習の復習、そこに過去問特訓を加えてやっていました。今考えると、こんなに数学の参考書をやらなくてもよかったのかなとも思います。それより、時間を計って過去問を解くというのが大切だと思います。
物理も同様に復習に充てて、こちらは大学の過去問に時間を充てていました。加えて、この頃から京都工芸繊維大学の過去受験者に連絡をさせてもらい情報を集めました。その情報から、ある程度の問題を素早く解けることが必要だと考え、良問の風を解くようになりました。
4月の始業以降は、基本的に過去問と復習の繰り返しで、真新しいことはしていません。また、この頃から4力の勉強も始めました。基本的に内容理解と言葉の暗記でしたが、京都工芸繊維大学の四力の過去問は万が一のために解きました。これを5月の半ばまで続けました。
受験直前は、口頭試問の対策で、物理や数学、4力などを人に説明する練習を主にしていました。面接については、高専で行っている研究内容をまとめ、志望動機考える程度でした。話すことは得意だったので行き当たりばったりでいたので、深く考えることはしませんでした。練習は、5回程度したかと思います。
試験当日
試験内容
面接(口頭試問含む)
面接
1.志望動機
今年度は受験者が多かったことから、時間の兼ね合いもあり、手短に話すように促されました。
2.口頭試問(筆記)
以下問題文
エレベーター中に、ばねばかりを装着し、そのばねばかりにおもりを吊るしたところ100gを示した。この時、エレベーターを運動させると図(図を添付できなかったので下に図を説明を入れます。)のような重さを示した。この時、重力加速度を10m/s²として、バネの単振動を無視し、次の問に答えよ。
(図の説明)
0秒〜8秒において110g
8秒〜28秒において100g
28秒〜停止において80g
以下、問
(1)0秒〜8秒におけるエレベーターの加速度の大きさと向き。
(2)8秒後におけるエレベーターの速さ。
(3)28秒後以降における、エレベーターの加速度と向き。
(4)エレベーターの運動におけるのv-tグラフを作成せよ。
(5)エレベーターの進んだ距離を求めよ。
(6)エレベーターの進んだ距離に関するx-tグラフの作図(?)
※(6)については、試験で解いていないのでうろ覚えです。
これらの問題をおおよそ13分程度で解いてください、とのことでした。
後輩に伝えたいこと
結果として、勉強してきたことは一切使いませんでした。まさかの高校物理で、バネばかりとかしらねーよ、となり試験官の前で5分くらいフリーズしました。あの時は生きた心地がしませんでしたね。普段だったらすぐに解ける程度の問題なのでしょうが、やはり試験官のいる中、試験時間内に初見の問題を解くというのは自分には大分キツかったです。結果として、残り三分でからくりに気づけて(1)〜(4)を解いて、(5)については解き方の説明をすることができましたが、その程度でした。終わったあとは、倍率のこともあり、確実に落ちたなと思い、自暴自棄なってましたね。。
しかしながら、結果を見てみたら、まさかの合格で、間違いじゃないか何度も見直しました。なにはともあれ、本当にホッとしました。(一応ですが、今年度機械課程に関しては、10人の応募に対して5人の合格でした。例年と比べたらエライ違かと思います。また、口頭試問についても例年だと、4力の口頭試問、回転運動、微分などの出題です。)
以上のことを踏まえて、結局のところ京都工芸繊維大学の機械に関しての合否は席次、あるいはGPAが大きく関わっているのだろうと考えています。(推薦だから、当たり前ですが。)自分の場合、席次自体は上述したように4位でしたが、GPAは3年次:3.78、4年:3.83でした。多分この数字は大分高い部類だったと思います。加えて他の大学との兼ね合いから、京都工芸繊維大学に出願する人の多くは高く見積もっても3位以下だと思います。その中で、席次、GPAの数字ともに、本試験においてはアドバンテージであったと思います。この数字と試験結果からみても、口頭試問はあくまで「あなた、基礎わかってる?」ということの把握のために行わているのかなと”私”は思いました。ですから、京都工芸繊維大学に推薦で入学したいというのであれば、席次に重きをおいて勉強するのが良いかと思います。最後に色々と邪推してしまいましたが、twitter?X?のアカウントを残しておくので何か質問があれば気軽に連絡してください。なるべく早く返信させてもらいます🙇
あと、試験当日はしっかりご飯食べたほうがいいですよ。待ち時間、お腹がなって恥ずかしいので。
オススメの参考書
- 過去問特訓
- 数学問題集
- 初等力学
- 良問の風・名門の森