編入体験談

2024年:福井大学 工学部 機械システム工学科

自己紹介

名前:54
出身高専:t高専 機械・システム工学科
学科順位:詳しくは覚えていないので正しい情報ではないですが1年生から5年生まで10番から20番の間をうろちょろしてました。
受験年:2023(R5)
受験大学(受験科目):福井大学工学部機械システム工学科(推薦) 面接(口頭試問含む。)
併願大学:九州大学 芸術工学部芸術工学科  音響設計コースorインダストリアルデザインコース  東京都市大学 理工学部 原子力安全工学科 推薦 (学費が75%offになるため) どちらも推薦合格のため未受験
部活や資格:ハンドボール部1年~5年 (2年の夏から幽霊部員)
TwitterID:uf_hennyuu

なぜ編入をしようと思ったか

①高専卒の叔父から大学に進学した方が良いと助言をもらっていたため。
②何の知識も社会も知らないままで就職するのが怖かった。
③原子力関連の分野に興味があったこと。

学年ごとの勉強内容

1~3年

赤点を取らないように勉強していた。受験に関しての勉強は何も行っていない。
部活の目標の違いで1年の夏休みから部活に参加する回数が少なくなり2年の夏休みから完全に部活動にはいかなくなった。

4年前期

すべての教科が80点以上になるように勉強していた。周りが編入に関して考え始めたため、toeicの勉強を少し行いながら自分の将来について考え始める。とりあえず単位取得のために夏休みに実家近くの地元企業のインターンシップに参加する。この時にはもう進学するつもりだったが具体的な進路についてはあまり決まっていなかった。

4年後期

前期と同じように80点以上になるように勉強していた。夏休みから編入数学徹底研究と物理関連の受験勉強を始めた。基礎研究の指導教員や担任の先生と進路について話す機会があったがそこでも具体的な進路については決まっていなかった。4年生になって初めて落単した。誰でも取れる簡単な教科だったため、席次がかなり落ちた。

5年前期

春休みに自分の進路について深く考える。ここで原子力関連の学部と九州大学を受験することを決める。福井大学と九州大学の芸術工学部は数学だけの受験なので数学のみ勉強していた。落単のため席次や平均点が落ちたが推薦を受けることができたため、福井大学の推薦入試を受験した。推薦入試の勉強についてはTwitter上で見つけた昨年度の受験者から問題を頂きそれをもとに面接練習を2回ほど行なった。本来はもっと面接練習を行うべきである。

試験当日

試験内容

面接(口頭試問を含む。)
面接時間は20分程度、試験官は3人で受験番号順に行う形式。

面接

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • (上の動機に対して)どこが特徴でどうして安全なのか?
  • 熱力学の第1、第2、第3法則
  • 放射線の種類について詳しく
  • 得意な教科、好きな教科、苦手な教科
  • 英語が苦手って言っているけど8年間ぐらい英語の勉強してきて苦手だったらどうやって克服するの?英語の論文とか読むけど
  • 将来大学院に進学したいって言っているけど研究は好きか
  • 敦賀から文京だけどどう?やっていける?

後輩に伝えたいこと

福井大学の原子力安全コースは毎年1~2人しか推薦で受験しないため面接内容を把握するのが難しくほか学科よりも異なる分野のため面接対策が難しいと感じるかもしれません。是非ともその時は過去に編入した先輩を頼ってください。
またこれは自分の失敗談ですが面接練習をもっと行うべきだったと思います。多くの教員の方々に面接練習してもらうべきです。

オススメの参考書

原子力関連の口頭試問については図解雑学 原子力を読めば大体初歩的なことは答えられると思います。