自己紹介
名前:ハリウッド事故死傷
出身高専:生物応用化学科
学科順位:言えないよ!半分以上にいたことなんてほぼないよ!
受験年:2023
受験大学(受験科目):豊橋技術科学大学 応用化学・生命工学課程(学力)
併願大学:奈良女子大学工学部、高専専攻科
部活や資格:ボイラー技士1級、電気工事士二種、毒物劇物取扱者、HSK3級、…資格・検定計36種、TOEICスコア610
なぜ編入をしようと思ったか
化学の道にシフトするきっかけの一つであるほど、幼少期から憧れていた大学だった。また、人生最大の恩師の母校であること、興味のある分野の権威の教授も在籍していらっしゃたのも理由の一つである。
科目ごとの勉強方法
数学
例年次の出題は微分積分、線形代数、確率、微分方程式の4分野からとなる。配点は未公開
もうとにかく数学が苦手だったので、過去問を11年分集めて傾向と対策を分析し単元別に問題をまとめて5周くらい解き、頻出する単元周りは高専時代の教科書や問題集で補強した。なお、R3以降は出題傾向が結構変化したためそれ以前のは参考問題程度でもいいと思う。
過去問の入手元は以下のとおり
H21、H22、H24~H27、H31、R2:https://note.com/hennyuu/n/na4adc1ffb966
R3:先輩から入手
R4、R5(過去二年分):https://www.tut.ac.jp/exam/entrance/past.html
問題集としては、『編入数学徹底研究』の微分積分、微分方程式、線形代数の範囲を2周ほど行った
※出題傾向が大幅に変わることも想定して広く勉強したほうがいい
物理
とくになし
化学
とくになし
英語
過去の体験記に「TOEICの勉強で何とかなるよ!」と言っていたのでTOEICの勉強と並行して行った。
『金のフレーズ』と公式問題集の反復した。あとスタディサプリに課金した。
技科大の過去問はホームページに掲載されている過去二年分と学校図書館に保存してある分だけ解いた。
専門科目
口頭試問、という名義の面接
とにかくここで高得点を取ってやろうと思っていたので、興味のある研究室を見学しやりたい研究の内容をなるべくはっきりさせたり、高専の教員に面接練習を頼み込んだりした。また、先行研究
国語は過去問を二年分行った。前々日に少し不安になって『満点ゲットシリーズ ちびまる子ちゃんのことわざ教室』を読んだが杞憂に終わった。
試験当日
試験内容
英語
長文読解と品詞・文法穴埋めと並べ替えとリスニング。リスニングは英検2~準2級程度。
国語
長文読解と漢字と慣用句とことわざが出題、例年通り。時間がかなり余るので何度も見直しした
数学
線形代数と微分積分と確率と微分方程式がそれぞれ4問出題、例年通り。しいて言えば微分方程式が過去2年で変数分離形で解ける簡単な問題しか出てなかったのに、形式が変わっててちょっとがっかりした。
ボーダー7割という噂もあるが、あくまで噂である。手ごたえとしては総じて7~8割であった。
面接
- 本校には何回くらい来ているのか
- 本校を知ったきっかけ
- 志望理由
- 入学したらやりたい研究、入りたい研究室
- もし希望の研究室に入れなかったら?
- 卒業研究の内容
- 海外留学はしたい?
- TOEICスコア
- なんでそんなに資格をもってるの?
- 学部卒業後の進路
あたりが聞かれた。
圧迫面接などもなく、終始和やかな雰囲気だった。先に受験した併願校の面接と比べあまり聞かれず終わったため、「なんかやらかしたかも…」としょげていたがそんなこともなかった。
後輩に伝えたいこと
受験勉強はかなりつらかったので、精神衛生上、推薦は受けられるなら受けておいたほうがいいと思います。
また、興味のある研究室には必ず見学に行きましょう。できるなら興味ある研究室の先生のElsevierで論文を読み込んでresarchmapで経歴や所属学会まで調べて、入学後の研究計画まで立ててしまいましょう。やりすぎでも構いません。ここで研究したいという熱意を示すのにちょうどいいです。
4年の夏から編入学の勉強を始め、幾度のスランプを受け無事志望校に合格し、泣きながら恩師に合格を伝えに行ったのは良い思い出です。これを読んでいる編入学希望の皆さんも頑張ってくださいね。
追記:豊橋技科大行のバスは、ICカードが使えません!!
絶対に、小銭を作っておくことをお勧めします!!
オススメの参考書
編入数学徹底研究