自己紹介
名前:さつまいも
出身高専:鈴鹿高専 生物応用化学科
学科順位:3年次:8位 4年次:9位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):静岡大学 農学部 応用生命科学科(生物・化学・TOEIC・面接)
併願大学:筑波大学 生物資源学類、京都工芸繊維大学 応用生物学課程、専攻科
部活や資格:音楽部、TOEIC715点
なぜ編入をしようと思ったか
研究者になりたかったため。
科目ごとの勉強方法
数学
特になし
物理
特になし
化学
理論化学・無機化学は基礎問題、有機化学は反応名を当てる問題や天然高分子化合物あたりがよく出ます。アミノ酸や糖の構造式、IUPAC命名法は覚えておいた方が良いでしょう。私は主に「改訂高等学校化学基礎」や「改訂高等学校化学」を参考書として暗記等に使い、演習は「実戦化学重要問題集」と様々な大学の過去問を繰り返し解きました。IUPAC命名法は授業資料や「有機化学演習」で復習しました。
英語
TOEICは650点で満点の扱いとなります。合格を目指すのなら、このラインは必ず超えて他の受験生に差を付けられないようにしておきたいところです!(3人しか受からないので…)
専門科目
高専では高校生物を習わないため、ほぼ独学でした(笑)。
遺伝子や植物、生態・環境の範囲がよく出るイメージです。私はまず「セミナー生物基礎+生物」を何周もして高校生物を固めました。参考書は「生物図録」を使いました。その後はWeb上に公開されている様々な大学の編入試験の生物を片っ端から解きました。
試験当日
試験内容
問題も全て回収されてしまったため覚えてないです、すみません。
試験は2教科合わせて1時間20分(配分は自由)でしたが、2教科とも何回も見直しができる程には時間が余りました。
生物も化学も例年通りの難易度だったと思います。どちらも9~10割ぐらいの手ごたえでした。
面接
面接は10分程でした。面接官は3人で、とても和やかな雰囲気でした。
- 受験番号と名前
- 志望動機
- 大学の特徴で魅力を持った点とその理由
- なぜ微生物の機能解析がしたいと思ったのか
- 将来の展望
- 大学院は博士課程まで進む予定か
- ○○研究室の他に研究室は知っているか
- 他にどんな大学を受けるのか
- 微生物に興味を持ったきっかけは何か
- 微生物を用いてどのように環境問題を解決しようと思っているのか
後輩に伝えたいこと
過去問は大学の窓口で書き写す(コピー・撮影不可)ことしかできませんが、私の時はコロナ渦であったため、遠方の人限定で過去問の郵送が認められていました。しかし現在は5類感染症となっているため、郵送ができるかどうか分かりません。電話等で確認することをおすすめします。
筆記試験はどちらも高校の範囲からしか出ないため、ちゃんと勉強すれば誰でも解けるレベルだと思います。ですが侮らず、基礎からしっかり復習してどの教科も完璧に仕上げた方が良いです。編入試験は甘くありません。実際この学科の倍率は3/8と決して低いものではありませんでした。
編入学試験に挑戦しようとする姿勢、それだけであなたはもうえらいです。情報も少ない中勉強するのは辛いと思いますが、共通テストや二次試験の前期後期という難しくて長い過程を経ずに国立大学に入れるのは高専生の特権です!
皆さんの受験が上手くいくことを心から祈っています。
オススメの参考書
TOEIC
- 金のセンテンス
- 出る1000問
- 公式問題集
生物
- セミナー生物基礎+生物
- 生物図録
- 過去問(筑波・京都工芸繊維・静岡・神戸・広島・信州・茨城・岐阜・富山・新潟等、あるだけ全部の生物学)
化学
- 改訂高等学校化学基礎
- 改訂高等学校化学
- 実戦化学重要問題集
- 過去問(筑波・静岡・神戸・広島・千葉・名古屋・名工・都立・東北・東農工・大阪等、あるだけ全部の一般化学)