編入体験談

2024年:東北大学 工学部 電気情報物理工学科

自己紹介

名前:こみもめ
出身高専:松江高専 電子制御工学科
学科順位:10位前後
受験年:2023年(2024年度編入学)
受験大学(受験科目):東北大学 工学部 電気情報物理工学科
併願大学:大阪大学基礎工学部システム科学科生物工学コース(不合格)、東京都立大学システムデザイン学部情報科学科(不合格)、豊橋技術科学大学工学部情報・知能工学課程(合格)、松江高専専攻科(不合格)
部活や資格:囲碁・将棋部、TOEIC:575点(L:320/R:255)
TwitterID:comimome

なぜ編入をしようと思ったか

医工学に興味があり、どうせ進学するならレベルの高い大学にしたいと思った。

学年ごとの勉強内容

1~3年

理系科目と専門は好きだったのでコツコツやっていました、文系科目はテスト期間に詰め込んでいました。

3年生の12月から徹底研究を持っていなかった為、過去問特訓から解き始めました。1月から英語の勉強を始めました。僕は学校で使っていたDataBase3000すら碌に覚えていないどころか、発音記号すら読めないので英語耳で発音の勉強をしました。一通り発音を学んだ後にDUO3.0を読みました。

春休みにはマクマリーを読んだりYouTubeで化学系の動画を見てました。数学は過去問特訓が難しすぎたので大学編入のための数学問題集を簡単な問題だけ解き始めました。

4年前期

夏休みに第一志望を東北大学に決め、TOEICと並行して数学、物理をしていました。
数学は徹底研究(章末問題以外)を2周してから線形代数徹底研究、微分積分徹底研究、過去問特訓を周回しました。

物理は初等力学、電磁気学演習、エッセンス(波動)を解いてました。

4年後期

10月にabceedを契約しました、人生で一番英語を勉強していたと思います。3月の公開試験を最後にTOEICの勉強をやめました、正直点数は不十分でしたが仕方ないと割り切って筆記試験の勉強に集中することにしました。

試験勉強は過去問を見て傾向の分析をしたあと、必要な分野に絞って勉強していました。
数学はベクトル・行列・行列式徹底演習、過去問特訓、編入数学入門、大学の過去問を解いてました。

物理は初等力学、電磁気学演習、セミナー物理(力学、熱力学)、名門の森(力学)、大学の過去問を解いてました。

化学は無機化学(アプリ)やセミナー化学を解いたり、寝る前に化学の新研究を読んだりしていました。

5年前期

過去問を中心に解いてました。数学と物理の分からない問題は先生や友達に聞いてました。面接対策も友達に数回見てもらいました。

試験当日

試験内容

去年まで試験時間が90分だったのに今年から80分になりました。
腕時計を忘れたことに気が付いて地下鉄でオロオロしましたが、会場に時計があったので大丈夫でした。

【数学(80分)】
問題1(10割),問題2(3割),問題3(6割)

【物理(80分)】
問題1(6割),問題2(10割),問題3(8割)

【化学(80分)】
問題1(5割),問題2(5割),問題3(5割)

面接

4部屋同時進行で面接官は1部屋に3人いました。
以下質問内容

  • 志望動機
  • 医工学で何をしたいか
  • 部活、特技
  • 将棋を見るときどういう視点で見る?(部活が将棋部だと言ったため)
  • 藤井聡太さんについて
  • 得意科目と不得意科目
  • 電気回路の口頭試問(上の得意科目で答えた分野について聞かれる)
    • 電気回路の共振について説明する
  • 自己PR、質問

後輩に伝えたいこと

当日に忘れ物をしてオロオロしないように気を付けてください。
滑り止めで落ちても本命で落ちるとは限りません、東北大学はTOEICの点数が低くても他の3科目で挽回できます。諦めずに頑張ってください。

オススメの参考書

数学

  • 大学編入のための数学問題集
  • 編入数学過去問特訓
  • 編入数学入門

物理

  • 詳解力学演習
  • 詳解電磁気学演習
  • セミナー物理基礎+物理

化学

  • 化学の新研究
  • マクマリー有機化学概説
  • 化学[化学基礎・化学]基礎問題精講

英語

  • abceed(アプリ)
  • TOEIC L&R TEST 出る単特急⾦のフレーズ