自己紹介
名前：愛と勇気とアンパンマンのともだち
出身高専：明石高専
学科順位：3も4も20位くらい
受験年：2023
受験大学(受験科目)：愛知県立大学情報科学部情報科学科
併願大学：豊橋技科大
部活や資格：テニス部
なぜ編入をしようと思ったか
立派な動機はないよ、ただ弱かったんだ…。人生を決める時を、先送りにしただけなんだ。
学年ごとの勉強内容
1~3年
この時はあんまり考えていなかった。中学が忙しかった分、高専では楽しみたいなって思ってただけ。勉強もまぁしたよ？10位ぐらいなら頑張れば入れるかもってしてた。でもそれは中学の時に入れたガソリンが少し残っていただけ。長くは続かなかった。結局塾に行かないとただの凡人だったんだよ、僕は。テスト期間だけ勉強して、クラスの真ん中のあたりを彷徨ってたらもう3年生になっちゃってた。でもこの辺りからちょっと受験を意識したかな。だって地元の友達がスタート切ってたからさ。まぁ学校の勉強はあんましだったけど、TOEIC始めたんだ。かの有名な金フレを買って、苦手な英語克服ってね。金曜に友達と集まって単語覚え競争とかクイズとかしてさ、まだ覚えてるよあの夜は。それでみんな凄いんだ。よくそんなに覚えられるなってぐらいに英単語覚えててさ、気づきだしたよねその辺から。
「僕は普通の編入試験には向いてない」
今思えば、この気づきがファインプレーでもあり、迷宮の入口だったよ。
4年前期
特別やりたいってこともなかったからさ、そのまま工学系じゃなくても良かったわけ。なんなら理系通り越して文系行っちゃってもいいなー、なんてガチで思ってた時期。例えば心理学とかに興味ある時期は、神戸大学の心理学部なんて目指しちゃってさ、まともにTOEICできないくせにTOEFL始めたんだ。専門用語多すぎでマジビビったことは覚えてる。ちなみに、単位認定の問題で、情報系以外の大学に行くのはやめたよね。
学校の勉強はずっと変わらずボチボチって感じ。そもそも座学なんて向いてないんだよ！座ってられるかー！って寝ながら思ってた。後期からでいいでしょ、正直どこでもいいし。それが4年前期。
4年後期
特にやりたいことがないなら、大学行くべきではないのでは？そんな考えがこの時期に僕の頭をよぎる。そりゃそうさ、別に会社で働いててもしたい事ができないわけではないんだ。なら意味もなく大学に行くなんて、金と時間の無駄遣いじゃね。そもそも編入後は忙しい3年生からスタート。楽しいキャンパスライフなんて期待できない。それならさ、いっそ就職にチェンジするか……いや、いやいや、無理だ。その決断は僕にはできなかった。やらない後悔よりやる後悔。まだ分からないけど、大学に行かないと後悔しそうだったんだ。
自分のやりたいことってなんだろう。そう悩んでいたら意外と答えは近くにあった。スポーツだ。僕は昔からスポーツが好きでよくしていた。もちろん大人になってからもしたいと思ってた。なら、スポーツ関係の大学に行けばいいじゃん！それが一番いいよっ！
はしゃいでいたのも束の間。スポーツに関係している情報系の大学なんてめったにない。あっても私立。特別行きたいわけでもない志望校として私立を選ぶのは、ちょっと気が引けた。でも、そんな国公立も探したらあった。筑波だよ筑波。見つけた時はいっぱい調べて、行けるぞってはりきってたけどさ、今考えると大馬鹿者だったよね。僕には無理だって笑
5年前期
正直この時期にはどうでもよくなってた。どこでもいいやって。これまでまともな勉強してないんだ。っていうかやろうと思っても出来なかったんだ。今から、出来るわけないでしょ。元々進路とかにそこまで興味なかったし、病まなかったよ。でも驚くよね。ここまで自分はできない人だったのかってさ。知ってた、自分が結構所々抜けてるってことはよく知ってた。でも、ここまで大きいとは思わないじゃん。
まぁ僕は前向きな性格なので心配せずとも乗り切りましたよ。受かっても、受からなくても、そもそも受けなくても、僕は僕。何も変わらないだからさ。そうやって開き直った時に見つけたんだ。愛知県立大学情報科学部という逆転大大大チャンス、ミラクルスーパー万馬券をね。試験科目は高専の卒研の内容のプレゼン、だけ。まぁあと面接かな。でも、これならまだ間に合うって急いで頑張った。幸い僕はプレゼンとかは得意だったから、前向きに頑張れた。そして合格発表の日。1人でパソコン室に寝転び、喜んで叫んだんだよ。
試験当日
試験内容
卒研のプレゼン10分、それに関しての口頭試問10分
面接
これを口頭試問とすると、卒研に関して定型的な質問と、卒研独自の質問があった。定型的な質問としては「高専のどの授業がこの研究に一番活かされてると思いますか」とかがあった。
後輩に伝えたいこと
とりあえずいろんな選択肢を考えてみてほしいな。僕には私には無理だって最初から切り捨てずにさ。成功への道って失敗した道を除いて除いて除いた上で見えてくると思うんだ。それならその道を引き返す必要、ないでしょ？
それと、人と比べないこと。人と比べてばっかいると自分の持ってる光るものって見えなくなってくると思うんだ。自分から逃げずに、自分で叱って自分で認めてあげてほしい。
最後に一番言いたいこと。
「“今”の自分はどうしたい？」
常にこれを自分に聞いてほしい。
過去の自分が背負った夢や十字架のためではなく、未来の自分が望む未来や希望のためでもない。今の自分がどうしたいか、それをしっかり分かっていてほしい。未来の自分が何したいかなんて今の自分にわかるわけないんだから考えても無駄だよってね。
オススメの参考書
みんながお勧めする本じゃなく、自分がこれならできそう、続けられそうって思った本にしな。どんなに良い本でも、君にできないなら君にとってはただの重りにしかならないから……。
