自己紹介
名前:S
出身高専:S高専 I科
学科順位:1年生:1位、2年生:1位、3年生:2位、4年生:6位
受験年:2023年
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 工芸科学部 設計工学域 情報工学課程(推薦)
併願大学:専攻科(合格)、豊橋技術科学大学(未受験)
部活や資格:剣道部(女子キャプテン3年間・東海高専大会で毎年優勝、全国大会では優勝、準優勝実績あり)、TOEIC670点、英検2級
なぜ編入をしようと思ったか
- 高校の情報の教員免許が取れそうな大学であること。
- 関東より西の地域であること。(関東みたいな都会があまり好みではなかったから。)
- 推薦入試があること。
- 東海高専大会と全国高専大会の日程と被っていないこと。
- 一人暮らしができるところ。
- (できるだけ早めに受験が終わるところ)
学年ごとの勉強内容
1~3年
授業を受け、レポートや実験をこなし、放課後には部活に行き、週末も部活に行くという平凡な毎日を過ごしていました。
普段は部活で周りの人より勉強時間が確保できていなかったので、テスト期間は頑張りました。
1年生のころから、高専は就職も進学も両方できることを知っていたので、どちらになっても困らないように定期テストや提出物はしっかりとこなし、いい成績をとれるように意識していました。
2年生の時にコロナのせいでシンガポールへの修学旅行がなくなり、しょんぼりしていました。
3年の終わりごろから進路のことを友達と話す機会があり、そこで自分は何も決めていないことに気づき、さらには就職か進学かとても迷っていたので早いうちから進路担当の先生と面談を始めました。
(特にこれと言ってしたいことや、なりたい職業、行きたい大学などもなかったので本当に迷いました)
4年前期
8月
就職希望になったり、進学希望になったり、ずーっと悩む。
「もう勉強したくない・早く働きたい」って気持ちと、「推薦でセンターも受けずに楽に大学行けるし、勉強も自分なりには頑張ってきたつもりなので、ここで就職するのはもったいないな」って気持ちで揺れていました。
4年後期
10月
家族に相談したら進学を推され、進学寄りで先生にもう1回面談をお願いし、ほぼ進学寄りで気持ちも固める。
(本当に進学か就職かで迷っていたので、こっちと決めたらもう進学の気になりました)
↓
進学に気持ちを固めたものの、大学選びはまだしてない。(推薦があるところがいいな~くらいの感覚)
ただし、進学に決めたときから滑り止めとして専攻科と豊橋技術科学大学は受けるつもりでした。
11月
教員免許を取りたいと思い、教員免許が取れる大学を探し始める。
(学内ページの進学情報を見て、気になった大学を深掘りして行きたいかどうか判断していました)
愛知教育大学を見つけ、ここを受けたいなと思うようになり、もう一度進路担当の先生に面談をお願いして一旦、第一希望を愛知教育大学に決める。
1月下旬
冬休み開けた後、私が所属している学科の大学に詳しい先生にも進路相談をお願いする。そこで京都工芸繊維大学の存在を知り、京都工芸繊維大学も視野に入れ始め、さらにもう一度進路担当の先生に面談をお願いして、第一希望を京都工芸繊維大学に変更する。
3月下旬
受験校を確定させるために進路担当の先生に面談をお願いする。そして京都工芸繊維大学の推薦をいただけるかどうかを聞いたら、推薦がもらえる規定を満たしていたので推薦をいただけることになり、第一志望校を京都工芸繊維大学に決定する。滑り止めとして専攻科と豊橋技術科学大学を受験することに決定。
5年前期
4月中旬
面接のネタを考え始める。私の場合は面接のみで過去の試験情報でも口頭試問がないと書いてあったので、口頭試問対策は一切せず、ネタを考えることしかしていませんでした。ただ、完成するまで1か月ちょっとかかったので、受験日程やテスト期間を考慮して早めに取り掛かることをおすすめします。研究室の先生にお願いして、OKがでるまで何度も添削してもらいましょう。ここをおろそかにすると後悔すると思うので、頑張りましょう。
この時点で、豊橋技術科学大学の学力と東海高専大会がかぶっていることが分かったので、豊橋技術科学大学の学力試験は出願せず、ハイリスクですが京都工芸繊維大学と専攻科の2校のみを受験することになりました。
5月下旬~試験当日
完成させた面接ネタを利用して面接対策をする。私は研究室の先生に3回面接練習をしていただきました。通学中やテスト勉強の息抜きに面接ネタを声に出してみたり、読み返してみたりしていました。考えたネタを全部暗記する必要はないですが、志望動機はパニックになってもすらすら言えるくらいに覚えておいた方がいいと思います。他のネタは個人差もあると思いますが、「大体こんな感じで言いたいな」くらいを頭に入れておけばいいと思います。
試験前日
試験前日まで前期中間試験がありましたが、最終日は午前中でテストが終わったので、すぐに家に帰って用意して、予約していたホテルに向かいました。試験当日の集合時間も早いし、電車で片道3時間ほどかかるので前泊しておいた方がいいと思います。テストでその週は睡眠時間が全然とれていなかったので早めに寝ました。
試験当日(6月10日)
なるべく時間に余裕をもって行動しましょう。私は4月に一度学校まで電車で行っていたので、不安なく大学まで行くことができました。
試験当日
試験内容
- 面接のみ。私が受けたところは口頭試問もなし。
- 面接、推薦書、調査書の内容を総合して評価されます。
- 面接官は3人で中央に課程長、両端に同課程の先生でした。
面接
威圧感は全くなかったです。
- 志望動機
- 教育のICT化って具体的にどんなこと?
- 誰か気になっている先生とかいる?
- 将来像とか、やりたい仕事とかある?
- 大学院には行きたい?
- 教育のICT化について、いつ頃、なんで興味を持ったの?
- コロナ禍によってタブレット配布とか、学校で起こったディジタル化は何かあった?
- 4年生の卒業研究Ⅰっていう授業があるけど、既にその時に研究室配属されていたという認識で合ってる?
- 卒業研究は何してるの?
- なんでそのテーマにしたの?
- いまどれくらい進んでいるの?
- 教育のICT化に関する研究テーマはなぜ選ばなかったの?
- どうやって計測した値が正しいかとか分かるの?測定した値がどうやって正しい値であると判断するの?
- 使用したことがあるプログラミング言語は?
- アセンブリ言語は何で使ったの?
- 部活動熱心だね
- 剣道をしていて役に立ったと思うことは?
- 5年間通して成績がいいけど、その中で苦手な科目は?→対策も言った
- 剣道と情報って結びつけることできないかな?
- 剣道をしていて、情報系のことを感じるときある?
- 自分で家のネットワーク構築とかできるの?
- 学校以外でプログラミングするの?
- 授業は楽しい?→自分はクラスの雰囲気や授業の雰囲気を答えてしまって、その後、「授業内容についても楽しい?」と聞かれたので、HTMLやCSSのことで楽しいと言った
※したことがあること、自分ができることを嘘つかず言いましょう。私も家で授業以外のことでプログラミングをするかと聞かれましたが、「しません。」とはっきり言いました。できないのに見え張ってできるといわない方がいいと思います。
後輩に伝えたいこと
ここまで長い文を読んでいただきありがとうございました。
私はおそらく他の人に比べて進学するのか就職するのか、どこを受験するのかを決めるのが遅かったと思います。また、私は5年生になっても部活動をやめずに受験と同時進行で続けました。もし、私みたいに自分の進路について迷っている方や部活動と受験の両立を目指す方の参考になれば幸いです。
私の体験記を読んでどなたかのプラスになれば嬉しいです。様々なことで
悩み大変な時期だと思いますが、悔いの残らないように頑張ってください。ファイトです!
オススメの参考書
進路担当の先生や卒研室の先生、先輩などをたくさん頼りましょう。
頼ったもん勝ちです。