編入体験談

2023年:京都工芸繊維大学 工芸科学部 デザイン科学域 デザイン・建築学課程

自己紹介

名前:Y
出身高専:明石高専機械工学科
学科順位:20-25位あたり
受験年:2022年
受験大学(受験科目):京都工芸繊維大学 工芸科学部 デザイン科学域 デザイン・建築学課程
併願大学:農工大、岡山大
部活や資格:特になし

なぜ編入をしようと思ったか

編入にあたって、他の分野の勉強をしてみたいと思ったから。出身学科の制限がなく比較的受験しやすい大学だった。

科目ごとの勉強方法

数学

参考書は徹底研究、過去問特訓を中心に使用。
大学の過去問は手に入った5年分くらいをやったと思います。傾向を見て必要そうな範囲は高専の教科書等も併用しました。

物理

特になし

化学

特になし

英語

TOEIC換算のみ。780点で提出しました。
対策は、主に公式問題集と精選模試でとにかく数をこなすようにしました。でる1000問もやった気がします。単語帳は怠惰なのでやりませんでした。
TOEICは有効期間内なら最高点を出せるので、可能な限り早めに多く受験することをおすすめします。

専門科目

実技問題と論述問題から選択することができます。

僕は他分野からの受験だったため一番な不安要素ではありました。

絵で専門外から戦える自信はなかったので論述を選びました。
論述は基本的には読解問題なので、専門外でも頑張れます。
ちなみに試験当日その場で選択できるので、どっちでもいける人は問題をみて決めてもいいかもしれません。

正直どうしたらいいかわからなかったのもあり、対策は過去問を解くくらいしかできていません。
ちゃんと読めばなんとかなる内容ですが、やはり予めの専門知識があった方が有利は有利です。余裕があるなら関連の本を読むなりインプットを増やしておくべきですね。

試験当日

試験内容

数学はほぼ傾向通りでした。手応えは悪くなかったです。

専門の論述は、例年日本語の文章2題(建築関連とデザイン関連1つずつ)の出題でしたが、今回は各分野の融合的な日本語の文章と、それに関連する英語の記事という形式になっていました。
形式が変わっていてちょっと焦りましたが、英文の方はかなり分量が少なかったため時間的にはむしろ余裕ができたと思います。
また、前々年から出題されていた図示の問題も引き続き出ています。
とりあえず全て回答はしましたが、採点基準が全然わからないので手応えは不明です。

入学後に聞いた感じだと、実技と論述は半々くらいでやや論述が多そうでした。

面接

一般での受験なので無し。(推薦はあります)
対策が不要なので楽と言えば楽ですが、面接なしで決まっちゃうのは、、、という気持ちもあったり。

後輩に伝えたいこと

先に書いたように他分野への受験となったことと言うまでもない勉強不足で、実は一年浪人しての編入です。
僕は5年生になるまで先ことをちゃんと考えずに適当にきてしまったため、いろんな意味で苦労しました。
何事も早く動くことが大事です。僕みたいにならないようにしてください。

高専に入学した時点でかなり特殊な条件に置かれるため、卒業時の方向転換はわりとハードル高めだったりします。(併願先は元と同分野です)
だからこそ進学なり就職なり、ちゃんと将来と向き合うべきだなと思った受験期間でした。

今年度の京工繊の一般入試がそろそろだということで取り急ぎ投稿した次第ですが、より詳しいものもいずれ何処かに残せればいいなと思っています。

オススメの参考書

徹底研究