自己紹介
名前:みかん
出身高専:K高専 電気電子工学科
学科順位:1年次:3位 2年次:2位 3年次~:1位
受験年:2023
受験大学(受験科目):九州大学芸術工学部芸術工学科音響設計コース
併願大学:北海道大学工学部(推薦不合格、一般不合格)、香川大学創造工学部合格、神戸大学経済学部合格
部活や資格:TOEIC770点 英検2級
なぜ編入をしようと思ったか
大学編入するために高専に入学しました。入学時から北大が第一志望でしたが、落ちて、ディズニーに遊びに行ったりするうちに、商業施設やディズニーなどの音響技術に興味を持って九大音響の受験を決めました。
科目ごとの勉強方法
数学
4年生になる春休みから徹底数学を始めました。3周くらいして9割ほど解けるようになりました。あとは、北大の過去問を20年分くらいと九大の過去問を1年分(九大のホームページに載っている分しか手に入れられませんでした、、)と手に入れられた他大学の過去問を30年分くらい解いたと思います。北大と九大の数学は3周くらいして、最終的には前問正解できるようになるまで取り組みました。
わからない問題は友人と協力して解いたり、先生に聞いたりしました。
物理
特になし
化学
特になし
英語
3年生の夏休みくらいにTOEICの勉強を始めました。1回目は430点くらいでしたが、公式問題集1冊と金フレをひたすら周回して4年生の9月に770点を取得してTOEICの勉強はやめました。早く取り掛かったのはすごくよかったと思います。
TOEICは英語力というより慣れだと思うので、公式問題集を時間通りに何度も解いて時間とお金が許す限りたくさん受験するのがいいと思います。あとそこそこ点が取れたら早く終わらせて他教科の勉強をした方がいいと思います!
専門科目
特になし
試験当日
試験内容
数学の試験は、ここ数年の傾向通りでした。
各大問の最終問題が難し目ですが、前問が誘導になっているので、しっかり考えれば何か浮かんでくるかもしれません!
問題の難易度自体は他の難関大学に比べて簡単ですが試験時間が90分しかないので短時間で解けるようにしておくといいと思います。
自己採点は7,8割だと思います。
面接
音響設計コースの面接は、1対7でした。10分タイマーがついていて
- 3分で志望動機
- それを実現するのに重要なことは?
- その評価方法はどうするのか?
- どういう問題点が生じ得るか?
- 高専での卒研について
という感じで進みました。私は、志望動機で将来したいこと(商業施設に音響技術とかで世界観を作る)を話したのでそこをひたすら深堀される形でした。面接官の先生方は、しっかりと話を聞いて理解しようとしていただいてる感じだったので話しやすかったです。
後輩に伝えたいこと
九大の音響は3年間で16人受験していて1人しか合格者がいなかったので、あまり合格できるとは思っていなくて、運試しの気持ちで、自分がしたいことを自分自身が楽しんで面接官の先生方に伝えることだけを意識しました。
それが逆にリラックスできてよかったのかなと思います。
面接がかなり重要だと思うので、自分のしたいことをしっかりと分析して、細かく細かく問題点の洗い出しや実現する上での障害などまで深く考えておくといいと思います。
私は編入試験を考え出したころは北大のことしか考えておらず、他の大学はほとんど視野にありませんでした。ですが、実際に九大に入学して自分の大好きな音楽や音環境についてこんなに総合的に学べるのはここしかないというのを体感して、本当に入学して良かったと思っています。九大の芸術工学部の皆さんは本当に楽しそうに過ごされてます!あと芸術工学部は立地もすごくいいです!
大学編入試験は試験で高得点をとったり、成績が良ければ受かるというものではなくて(そういうところもあると思いますが)、やっぱり面接官や大学側との相性があると思うので、通常の大学受験より運要素が強いと思います。不合格をおそれず、準備はしっかりして興味のあるところを受けてみてください!
オススメの参考書
- 徹底数学
- 過去問
- TOEIC公式問題集
- 金のフレーズ