自己紹介
名前:ルル
出身高専:某高専 機械系
学科順位:3年次:16位 4年次:25位
受験年:2023年度
受験大学(受験科目):早稲田大学基幹理工学部数学科(数学・面接)
併願大学:筑波大学理工学群数学類(不合格) 九州大学理学部数学科(合格)
部活や資格:TOEIC:780点
TwitterID:sanardyo0130
なぜ編入をしようと思ったか
就職せずに、まだ学生でいたいという気持ちがあったから。これが一番です。
科目ごとの勉強方法
数学
基本は、九州大学数学科(2023年)の記事に書いてある通りです。(見てみてください。)
追加でやったことでも書いていきます。
そもそも、九州大学の合格発表の前に出願しなくちゃいけずに出願し、九州大学が合格となったので受けようとは考えてませんでした。そのため、受験票が届いて少し経った11月16日から勉強を始めました。
やったこと:大学の過去問を解く!!!!!、それだけです。(HPにあったやつ全部やった。)
以下使用した大学の過去問
- 早稲田大学(HPに一年分しかなかったので、それだけです。)
- 信州大学
- 新潟大学
- 金沢大学
- 茨城大学
※早稲田大学の過去問は、【線形代数・微積分】のやつです。
物理
特になし
化学
特になし
英語
TOEICの提出があるので、やる必要があります。(面接の際に、780点あれば十分高いねと言われたので、それくらいを目安にするといいかもです。)
一応、九州大学数学科(2023年)の記事に書いてますが、ためにならないと思うのほかの人の体験記を見ることを勧めます。
専門科目
特になし
試験当日
試験内容
試験時間:9:30~11:00
問題数:大問が5問(線形代数:2問、微積分:3問)
問題の内容は以下の通りです。(目安として自分の推測の得点率も記載する。)
【大問Ⅰ】ベクトル空間に関する問題
(1)2次元実正方行列全体の正規直行基底を求める。
(2)対角行列全体の直行補空間の基底を求める。
(3)対称行列全体の直行補空間の基底を求める。
得点率:10割
【大問Ⅱ】固有値と固有ベクトルに関する問題
与えられた二次形式を標準形に変換する。
得点率:10割
【大問Ⅲ】極限値に関する問題
与えられた2変数の極限値が存在するかどうかの判定。
得点率:10割
【大問Ⅳ】ガンマ関数に関する問題
(1) ガンマ関数の収束証明。
(2) 上の収束条件で成り立つ関係式を示す。
(3) 自然数の時に成り立つ関係式を示す。
得点率:8.5割
【大問Ⅴ】重積分に関する問題
与えられた2つの図形の共通部分の体積を求める。
得点率:10割
面接
面接時間:12:50から約20~30分
試験官:2名
雰囲気
教授の方と対話をするような感じでゆったり話せる(受験した中で一番緊張もなく楽しめました。)
進め方
①自分について話す(名前や志望理由・きっかけ等)
②事前書類(願書・TOEIC・成績証明書)をもとに質問されたことに答える
③聞きたいことを質問(ほんとに何でもいい感じでした)
面接の内容は以下の通りです。
- 志望理由ときっかけ
- 東京の大学にした理由
- 出願書類に関する話
- TOEICに関する話
- 成績証明書に関する話
- 試験の出来(解きなおしは要求されませんでした。)
- 自分がした質問に関する話
後輩に伝えたいこと
①受験者数1人だったのですが、筆記・面接ともに質問すると、試験官の方が優しく丁寧に答えていただきいい大学だなと感じました。そのため、国立大学でなく私立大学も視野に入れてみるといいと思います。 (思いもよらぬ出会いがあるかも)
②過去問の勉強が一番重要で、受ける大学以外のものにも手を出すことで自分の力になると思います。
③この体験談に書いた大学(早稲田大学~茨城大学)の過去問の解答がほしい方は、DMでも送ってください。
オススメの参考書
これは、九州大学数学科(2023年)の体験談見てください。