編入体験談

2023年:筑波大学 理工学群 社会工学類

自己紹介

名前:KKan
出身高専:長野高専 電気電子工学科
学科順位:1年次:10位 2年次:10位 3年次:7位 4年次:8位
受験年:2022年
受験大学(受験科目):筑波大学 理工学群 社会工学類 受験科目:数学、英語(TOEIC)
併願大学:長岡技術科学大学
部活や資格:バドミントン部 英検2級 TOEIC835点

なぜ編入をしようと思ったか

高専で電気を学んでいてもあまり楽しさや魅力がわからなかった。このまま大学に行っても成長できないと感じたため、好きな数学や興味のあるデータサイエンスを深く学べる大学に行きたいと思ったから。

学年ごとの勉強内容

1~3年

1~2年次

部活で活躍したかったため毎回参加し部活を頑張っていた。勉強面においては、テスト前だけ頑張るという感じであった。そのため公式暗記で乗り切ることが多く終わったあとにはほとんど覚えていない状態でした。(入学お祝い英語のテストで結果がひどく200人中187位と「このままだとDランになってしまう」と焦ったのを覚えています笑)

3年次

コロナで部活ができなかったため、その分英語学習をしようと英検2級の勉強、3年の秋頃からTOEICの単語の勉強を始めた。そこからスタディサプリのTOEIC対策で学習をして基礎を学び、春休みの試験でTOEIC685点を取った。

周りの頭良い友だちが700超え800超え取っていたため、685点では全然満足できなかった。

4年前期

この頃は志望校をがまだ定まっておらず推薦で行くかもということで、授業の予習、復習を欠かさず行っていたと思う。こんなに学校の勉強を真面目にやったのは初めてだった。
編入の勉強は英語9、数学1の割合で学習していた。シャドーイングなどを中心に学習をして7月のTOEICで835点を取れて素直に嬉しかった。

4年後期

夏休み前にTOEICから逃れることができたため、夏休み中は編入数学徹底研究を一日3~6時間行っていたと思う。ここで応用数学、確率、章末を除いて2~3週くらいこなしたと思う。
前期同様、学科順位を維持できるように取り組んだ。冬休みは編入のための数学問題集をずっと解いてた。ここで進路を確定させました。

春休みはかなり頑張ったと思います。一日最低でも8時間、多い日は11時間弱くらいやりました。主に数学で過去問特訓に取り組みました。たまにお出かけなど普通に遊んだりもしました。

5年前期

学校に来てもやることは編入数学だけで授業中も内職してました。

試験当日

試験内容

結構難しい年でした。
大問6問構成

1.行列問題
確率推移行列の固有値固有ベクトルを求める。固有値1を持つこと示す。

2.ベクトル空間
単射、全射の定義についての問題。次元定理を用いた証明。

3.積分
積分範囲図示からの単純な積分。場合分けが必要な積分。

4.ちょっと変わったラグランジュの未定乗数法を用いた問題

5.等比率の検定と信頼区間の問題

6.一様分布の問題
確率密度関数、期待値、不偏推定量の問題。

周りの人は2番が空白のままの人が多かったです。僕自身は4番と6番の後半が難しかったです。

面接

面接官3人

  • 志望動機を教えて下さい(ここを深掘りされます)
  • どんな応用的な確率統計を学びたいですか。
  • 待ち行列理論の現在の課題は何だと思いますか。
  • (ある女性が予約より一時間遅れてやってきました。これを数学的に表せますか。)
  • 気になっている社会問題はなんですか。具体的に。(半導体不足について答えた)
  • その問題を志望動機で得意とおっしゃっていた確率統計でどのように解決できますか。

後輩に伝えたいこと

筑波の社工を見つけたときから本当にここに入りたい!!!という気持ちで勉強してきました。このようなモチベーションを得るためにも徹底的に大学は調べましょう。

おすすめの参考書の進める順番や学ぶべき範囲などについては長くなりそうなため、これとは別のブログで記載するつもりです。

編入試験応援してます!頑張ってください!

オススメの参考書

TOEIC600行くまでは金フレ、出る1000だけで十分だと思います。
600超えてある程度基礎ができたらabceedで学習することをおすすめします。

数学は編入数学徹底研究、編入のための数学問題集、過去問特訓、マセマ演習確率統計

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