自己紹介
名前:ななかぽ
出身高専:某高専 情報工学科
学科順位:1年次:2/47位 2年次:3/46位 3年次:1/41位 4年次:1/39位
受験年:2022年(2023年度入学)
受験大学(受験科目):東京農工大学 工学部 知能情報システム工学科 数理情報工学コース 推薦選抜試験 受験科目:専門的な口述試験、面接
併願大学:筑波大学 理工学群 社会工学類 (未受験) 長岡技術科学大学 情報・経営システム工学課程(未受験)
部活や資格:部活:低い山を登る部活 TOEIC L&R 720点
TwitterID:@anadigian
なぜ編入をしようと思ったか
主に、
- 研究が盛んであるから
- 面白そうな研究をしている先生がいるから
- 幅広い情報系の分野の勉強ができそうだから
- 高専では浅くしか扱っていない教科がある
心の底で思っていたことは、
- 高専卒では大卒と比べ生涯年収が低い
- とにかく国公立大に行きたい
- 電農名繊という大学群に憧れていた
学年ごとの勉強内容
1~3年
編入に特化した勉強はしておりません。
ただ、学校の授業の数学の予習や英語や現代文の自主学習をしておりました。
資格としては2年生のとき、英検準2級を受験しました。
後はとにかく席次上位をキープするために、高専の定期テストに毎回本気で取り組みました。
4年前期
このころになると編入を考えるようになり、推薦で受験したいと思うようになりました。そのためにも4年生が終わるまでは、席次ファーストを意識しました。
学習内容としては、
数学
- 農工大の過去問を解ける範囲(主に行列の分野)で試しに解いてみた
英語(TOEIC)
- スタディサプリ TOEIC
- 銀のフレーズ・金のフレーズ
物理
- トライさんの高校物理(力学)の動画を見る
- 大学生向けの力学の入門書を読む
TOEICの対策に割と時間をかけましたが、7月のIPテストのスコアは560点でした。(初回としてはいいかも?と当時思っておりました)
4年後期
編入対策が本格稼働したのが、4年生の8月です。推薦で楽して合格するという甘い考えを捨て、学力試験の対策に取り組みました。
数学
- 編入数学徹底研究
- 編入数学過去問特訓
- 細野真宏の確率が本当によくわかる本
- 農工大の過去問
とにかく徹底研究を繰り返し解きました。徹底研究は解説がわかりやすいといわれておりますが、それでも解説が腑に落ちない問題もありました。ですが、Youtubeに編入数学徹底研究の解説動画があったおかげで助かりました。ぜひYoutubeで検索してみてください。
過去問特訓は4年生の学年末試験の終わりあたり(1月くらい)から始めました。いろいろな大学の入試問題が解けて楽しかったです。
確率の勉強は専門対策にもなります。あとは過去問を解く!
英語
- 入門英文問題精講
- 入門英語長文問題精講
- DUO 3.0
旺文社の入門○○シリーズはおすすめです。入門と謳っておりますが、入門というよりは基礎だと思います。割と難しい問題もあります。正直、英語の過去問が公開されていない関係で対策はあまりしてきませんでした。
英作文の対策は推薦に落ちたら専門書を買おうと考えておりました。
DUO 3.0はCDと一緒に!!!
TOEIC
- 公式問題集8
- 金のフレーズ
- TOEIC 究極のゼミ Part7
農工大はTOEICのスコア提出はありませんが、面接時のアピール材料になると思い、4年生の3月というギリギリのタイミングで初の公開テストを受験しました。このときに720点を取得しました。スコアを見たときはうれしくて発狂しました。
とにかく公式問題集の周回プレイと長文精読に尽きると思います。
物理
- トライさんの高校物理の映像授業(Youtube動画)
- ヨビノリの力学入門シリーズ(Youtube動画)
- 弱点克服 大学生の初等力学
- マセマの電磁気(演習シリーズも)
- 電磁気学演習(黄色い本)
- 農工大の過去問
仮に推薦に落ちて学力試験を受けるはめになったときに、この「物理」という教科が一番ボトルネックとなると思いました。しかし、配点が他の教科よりも低いのと、物理はくそつまらないということがあってやる気が起きませんでした、
トライさんの映像授業とヨビノリは超おすすめです。私は情報工学科の学生であるため、高専で物理の授業が充実していませんでした。(剛体とかやらないし)
剛体の力学がわからなかったとき、トライさんの動画で助けられました!
知識を得た後は、弱点克服 大学生の初等力学でアウトプットしました。この教材も改訂され、誤植が減ったのでおすすめです。
電磁気はマセマで一から勉強し、マセマの電磁気演習→電磁気学演習(黄色い本)という風に進みました。
専門(情報工学)
- 定本Cプログラマのためのアルゴリズムとデータ構造
- 論理回路入門
- 基本情報技術者試験過去問道場(Webサイト)
- 農工大の過去問
定本・論理回路入門で知識の復習後、過去問演習をメインにやりました。
5年前期
学習自体は4年後期と同様です。ただし、英語の勉強はDUO3.0の単語以外一切やっておりませんでした。
面接の対策は学校の研究室の先生に1度練習をしてもらいました。
試験当日
試験内容
専門的な口述試験
10進数の1,2,3の3つの数値を一度ずつ使用して表すことのできる最も大きな整数を答えなさい。
実は昨年度と全く同じ問題でした・・・
面接
面接時間短縮のため、面接までの待機時間中にGoogleフォームのアンケートに回答し、その回答内容をもとに面接を受ける形式となっております。
- 農工大をいつ知ったか
- なぜ農工大&知能情報システム工学科を推薦で受験しようとしたのか
- 高専での卒業研究の内容
- 修士課程と博士課程への進学希望
- 100行以上のプログラミングを組んだことがあるか
- もし、そうならばそれはどういうものか
- 配属希望の研究室
- 編入学説明会への参加有無
このような質問がされました。
後輩に伝えたいこと
推薦受験は席次が命です。とにかく席次上位を目指しましょう、農工大は1年生から4年生までの成績を参考にするため要注意です。
後は、
- 勉強する習慣をつくる
- 編入仲間をつくる
- 極端に頑張りすぎない
の3つが大事です!
オススメの参考書
学年ごとの勉強方法の4年後期に記した通りです。