編入体験談

2019年:筑波大学情報学群情報科学類

自己紹介

名前:namachan10777
出身高専:香川高専 電気情報工学科
学科順位:1~3年次: 20位付近 4年次: 3→6→9→10位
受験年:2019
受験大学(受験科目):筑波大学情報学群 情報科学類
併願大学:豊橋技術科学大学
部活や資格:ロボコン、プロコン、TOEIC 765
TwitterID:namachan10777

なぜ編入をしようと思ったか

mixiの*challengeなどで他大の学生と交流し、高専でしか学ばず社会に出る事に不安を感じた。総合大学で史学や生物学などの講義を受けたかったのもある。あと同人誌に影響を受けました。
#創作百合 最悪にも程がある #1 – いとう

科目ごとの勉強方法

数学

編入数学徹底研究を1周、編入数学徹底演習を0.7周、大日本図書の大学編入のための数学問題集を0.5周程度。4年の冬で線形代数の復讐をしていたが、2月から5月末まではTOEIC対策ばかりしていたので実際に勉強し始めたのは6月から。過去問は4年分解いた。

勉強時間にすると200時間程度だと思う。
筑波大学の編入試験の範囲はわりと容赦がないので徹底演習と過去問特訓 or 数学問題集は解いておいた方がいいと思う。

物理

最初から捨てるつもりだったので何もしていません。

化学

特になし

英語

TOEIC対策。1月のTOEICで465点、さすがにまずいと思い公式問題集を4冊買い、mikanで英単語を覚えつつ2~4月はそれを解いていた。APFなどの海外ニュースを意識的に読んだりしていたが、絶対量が少なすぎて効果があったかは分からない。4月のTOEICでは670だったが、この頃には公式問題集は大体解きつくし、最後の5月の公開試験も迫っていたのでabceedに課金してひたすら練習し、予想スコア800までになった。5月の公開試験を受けてからは英語の勉強は完全にやめた。最終スコア765

専門科目

過去問を解いた感触だと特に勉強する必要を感じなかったので過去問だけで済ました。

試験当日

試験内容

数学

数学1
(1) 陰関数の微分法を使い導関数を計算する問題。知っていたので解けたが最終的な解(陽関数)が複雑になり、自身がなかった。
(2) 
余裕をもって解けた

7割?

数学2
(1) 一部の要素が変数で定義される行列を与えられ、直行行列になるときの、行列内の変数の値を求める問題。符号が厄介だったが問題自体は簡単だった。
(2) 要素の内一つが変数dで定義された行列の固有方程式と対角化不可能になるときのdを求める問題。固有方程式は難なく出せたが、対角化不可能になるdが一つしか見つからずかなり焦ってしまった。自信はない。

6割

情報

情報1
多項式の数値計算のプログラムについての問題。
最適化した関数を丸々書かせる問題があったが、それを含めて簡単な問題が多かった。一か所ミスしたので8割。
情報2
permutationを列挙する再帰関数についての問題。「Q.このような関数は何というか。 A. 再帰関数」の問題が出て試験後に国語じゃんとの声が聞こえた。

避けた人が多いように思えるけど最後の問題以外は丁寧に処理を追えば難しくはなかった。最後で問題を読み違え8割。

面接

なし

後輩に伝えたいこと

数学と情報だけで受験できるからと物理を捨てるのは勿体無いし危ない。
TOEIC730は絶対に取っておいた方がいい。
春日試験会場は駅から比較的近いが、本キャンパスはかなり遠いので注意。

オススメの参考書

  • 編入数学徹底研究
  • 編入数学徹底演習
  • 大学編入のための数学問題集
  • TOEIC公式問題集