自己紹介
名前:M.T
出身高専:奈良高専 機械工学科
学科順位:3年次:12位 4年次:10位
受験年:2020
受験大学(受験科目):大阪府立大学 機械系学類 海洋システム工学課程
併願大学:北海道大学(不合格),専攻科(合格)
部活や資格:水泳部,TOEIC635
なぜ編入をしようと思ったか
変化が激しい世の中であり、変化に対応できるように大学で学びを深めたいと思ったから。
学年ごとの勉強内容
1~3年
定期テストは2週間前から勉強すると自分ルールを決めてやっていた。そのほかでは勉強せず、3年のTOEIC IPは210であり、意識が低かったと思う。先輩から誘いを受けて、3年春休みにZENPENの編入説明会に参加したが、それでも勉強に移らなかった。
4年前期
上と同じです。
4年後期
10月~12月
編入することは決めていたので、まずはTOEICを取らないといけないと思い、
TOEICに向けて本格的に勉強を開始した。
それまでは英単語を不定期で見る程度。
単語、リスニングを重点的に勉強し、1月のTOEICで635をとる。
このあとも、3月まで勉強したがコロナで中止になり、TOEIC635を提出する。
1~2月
1月のTOEICが終わり、数学、物理(力学)の勉強を開始した。
2月末 大阪府立大学 航空宇宙工学課程を第一志望に決めて、春休みに入る。
春休み
コロナで学校に行けなくなったことから、航空宇宙工学課程(受験科目の1つが苦手で一人ではできないと判断する)を断念し、そして、どうせなら旧帝の北海道大学を目指すと決意する。
5年前期
4~6月
大阪府立大学が受験日を8月後半に延期すると発表したので、2番目にやってみたいことがあった海洋システム工学課程を志望した。まず、過去問を解き、出ている範囲や傾向を知った。
7月~受験まで
毎日流体力学、材料力学を2問ずつを完ぺきに解いていた。また、公式を導出できるように訓練した。
試験当日
試験内容
[専門科目]
流体力学、材料力学、一般力学:150分
[TOEIC]
リーディングのみ:75分
*TOEICはコロナで受けれなかった人への特別措置であり、例年だと専門科目150分のみ
●流体力学
・静止液中の壁面に働く力
・サイフォンの原理を利用した問題
・2次元座標の原点に反時計回りの渦がおかれた複素速度ポテンシャル
●材料力学
・両端が壁でばねを設置したときの部材に加わる応力
・部材の伸び
・自由端とばねで支持された梁の反力、曲げモーメント、たわみ量と断面二次モーメント
●一般力学
・2つの質点をばねで結んだものの自由落下
・木材に弾丸を打ち込んだときの運動
ーテストの感想ー
流体力学は例年通りの問題構成だった。材料力学はばねを絡めた問題は今までなかったので驚いたが、冷静になれば解ける問題だった。一般力学は初めて見る問題だったが、運動方程式を適切に立てれば解けた。
面接
志望動機と自己PR、テストの出来具合、自己PRから寮での役割、将来入りたい企業と入ってからどんなポジションに就きたいか?、入りたい研究室は?その研究室は今年無くなったがそれでも大丈夫か?
後輩に伝えたいこと
自分は今まで見て分かる通り、志望校をコロコロ変えてしまっている。これは、受験に対して準備が不十分であり、失敗する可能性が高かった。受験勉強の予定は思い通りに行かないものだが、始める前にある程度大筋を立てておくと良いと思う。
オススメの参考書
流体力学
- コロナ社 流体の力学
- 東京電機大学出版局
材料力学
- サイエンス社 演習材料力学
- インターネットに挙がっている問題
一般力学
- サイエンス社 演習力学