自己紹介
名前:パンダ
出身高専:鈴鹿高専 電気電子工学科
学科順位:1年次:3位 2年次:3位 3年次:2位 4年次:9位
受験年:2020年
受験大学(受験科目):神戸大学 電気電子工学科 受験科目:英語、数学、物理、小論文、面接
併願大学:大阪府立大学 電気電子システム工学課程
部活や資格:サッカー部 TOEIC750点
TwitterID:@o_f1009
なぜ編入をしようと思ったか
友達がみんな進学するから。もう少し遊びたいから。学科が同じだったら楽できそう。
学年ごとの勉強内容
1~3年
友達がみんな意識が高く、優秀な人が多かったので一緒に勉強していた。
定期テストだけはしっかりと勉強していた。部活は得意の仮病でさぼりまくって、3年でやめた。友達が既に編入の勉強をしていたし、勉強もそれほど嫌いじゃなかったので自分も編入することに決めた。
どの大学も微分積分と線形代数は出ると言っていたので、3年の冬休みからとりあえず鉄板の「編入数学徹底研究」の微分積分と線形代数を2周くらいした。次に「大学編入のための数学問題集」という灰色の教材も微分積分と線形代数を2周した。わからないところはマセマシリーズで確認した。
4年前期
この頃に周りがTOEIC780点くらい取っていたので、自分も焦ってTOEICの勉強をし始めた。イヤホンで爆音で音楽を聴く癖があったので、リスニングが全く聞き取れず苦労した。多分この頃は660点くらい。
受験校によって受験科目が大きく変わるので、先に受験校を決めた方が勉強の効率がいいと思ったので、なんとなくで同じ学科がある神戸大学にしようかなと決めた。(学科を変えると単位換算されず、大学で忙しくなりそうだと思った。)
神戸大学は珍しくTOEICではなく、一般の英語だったので早速「速読英単語」という単語帳と「NextStage」という文法の教材を始めた。1日の勉強をほぼ英語に当てた。4年になってからは授業を全く聞かず、編入の勉強をしていた。
夏休みは友達と一緒に図書館で1日中勉強していた。
数学は微分積分と線形代数だけをこれまでやってきた2つの教材に加え、「編入数学過去問特訓」という教材も購入し勉強した。
英語は引き続き、単語帳と文法に加えて英作文も勉強した。
4年後期
TOEIC700点は最低とってないと嫌だったので、再受験した。750点。
神戸数学の過去問を見ると、線形代数が多く出ていたので新しく「ベクトル・行列・行列式徹底演習」という教材で勉強した。おすすめ。
物理の勉強も始める。神戸の物理は力学と電磁気のみ。
力学は学校の先生がまとめてくれているもので勉強した。
電磁気は「電磁気学演習」という黄色の教材で勉強した。
春休みはコロナの影響で自宅で勉強した。
滑り止めを大阪府立大学に決め、専門対策で電気回路と電磁気を勉強した。
両方得意だったので気休め程度に勉強した。
春休みは1日10~12時間勉強した。
5年前期
神戸大学の過去問をH17~最新版まで2周くらいした。
単語帳を「COCET2600」という理工学系のものに変えた。おすすめ。
試験まではこれまでしてきた教材の復習をした。
受験1週間前に小論文の対策を始める。5Gの山を張る。
試験当日
試験内容
英語
配点100点
1.長文
車の自動運転の話だった気がする。
2.文法
「NextStage」を完璧にしていたので全部いけた。
3.英作文
3問出た。連立微分方程式という単語が書けなかった。
英語は8~9割解けた気がする。
数学
配点150点
1.線形代数
1.1 n次行列の関する問題。
固有値、固有ベクトル、次元数、重複度を求める問題だった気がする。
n次だったので難しかったが解けた。
1.2 魔方陣(行列)
4問中2問しか解けなかった。魔方陣って何?って感じだった。
ムズすぎ。
2.微分積分
2.1極値を求める問題。
陰関数定理を使って解いた。過去問にも似たような問題が出てた。
2.2重積分
∬|x^2-y^2|dxdyだった気がする。積分範囲は忘れた。
未だにあってるかわからない。
数学は6~7割くらい。落ちたと思った。確か円。
物理
配点100点
1.力学
滑車に関する問題。モーメントのつり合いと力のつり合いを使った問題だった。
穴埋め形式の問題だったので、1つ間違えたら詰む。全部いけてるはず。
2.電磁気
電気回路の問題とアンペールの法則を使った問題だった。電気科なら解けて当然の問題。
物理は9~10割。
小論文
配点50点
発光ダイオードが照明以外の用途で使用されているものを6つあげ、
そのうち3つを発光ダイオードの特徴を交えて説明する。
という感じだった気がする。
自分は信号機と電光掲示板とあとは適当にあげて、
信号機と電光掲示板の2つについてわかっている風に書いた。
意外といい文章を書けた気がする。
さすがに7割くらいはあると思う。
緊張は全くしなかった
面接
面接はストップウォッチで5分間計られていた。すぐに終わった。
聞かれたことは、志望動機、今している研究、大学で入りたい研究室、したい勉強、授業のカリキュラムについて、併願校、合格したら必ず入学するかどうかを聞かれた。合否にはあまり関係なさそうだった。
後輩に伝えたいこと
持論ですが、お金*時間で人は没頭することができると思うので、
周りよりも早い時期に勉強を初めて、教材は図書館で借りず自分で購入することをお勧めします。
編入は運要素が強いので志望校を1つに絞ることはリスキーだと思います。
いきたい大学を2つくらい決めておくと気持ちがかなり楽になります。
あとメンタル維持が大事です。1ヶ月に1回くらいは遊びましょう。
オススメの参考書
英語
- 速読英単語 必修編
- COCET2600
- NextStage
- ポレポレ
- 神戸文章の英語合格英作文作成法
- ドラゴンイングリッシュ基本英文100
- 適当な長文の問題集1冊
数学
- 編入数学徹底研究
- 大学編入のための数学問題集
- 編入数学過去問特訓
- ベクトル・行列・行列式徹底演習
- マセマシリーズ
物理
- 電磁気学演習(理工基礎 物理学演習ライブラリ)
- いろんな大学の過去問