自己紹介
名前:みじ
出身高専:N高専電気工学科
学科順位:1年次4位 2年次3位 3年次3位 4年次8位
受験年:2024(2025年度入試)
受験大学(受験科目):大阪大学工学部電子情報工学科電気電子工学科目(合格) 受験科目:数学&専門基礎(電気電子回路&コンピュータ工学)
併願大学:大阪大学基礎工学部システム科学科、神戸大学工学部電気電子工学科、京都工芸繊維大学工芸科学部設計工学域電子システム(全て不合格)、専攻科併願(合格)
部活や資格:水泳部、クイズ研究会、TOEIC750、危険物乙4
TwitterID:@thanksmyfriend5
なぜ編入をしようと思ったか
新しい世界に飛び込みたかった
学年ごとの勉強内容
1~3年
数学だけは常に予習と復習をしていました。それ以外の一般教科や専門科目は定期テストの1週間半前から勉強をする感じでした。それ以外はバイトと部活をしていました。編入に対する意識はあまりなかったのですが、いい成績を取っていれば進学したいときに道が広がるかなと思い席次は上位をキープしていました。
学校で受けたTOEICIPで600を取り、悔しかったので3年の後半からはTOEICの勉強に取り掛かりました。3年の2月の公開テストで750を取ってTOEICの勉強はやめました。
4年前期
4年に入り少しは編入対策に取り掛かるモチベーションを出すために編入対策でおなじみの「徹底研究」を買いましたが、ほぼ手を付けませんでした。数学は予習復習をしていたのでそれなりにできる自信があったのですが、徹底研究は難しくて夏休み終わるまでに半周しか進まなかったです。
それよりも授業で専門科目が増えたためそちらに時間を割く必要ができたりして編入対策はほとんどできませんでした。
夏休みはインターンシップや大学見学に行ったり、友達と旅行したりバイトをしていたらほとんど時間は残っていませんでした。
夏休み(2か月)の編入対策勉強時間:30h
4年後期
この時には既に編入希望大学を大阪大学工学部、神戸大学、京都工芸繊維大学、専攻科に絞っていました。
専門科目の授業が相変わらず忙しかったです。しかし、編入試験まですでに1年切っていたので授業時間とテスト勉強とレポートの時間以外は徹底研究に全振りしました。
それでもあまり時間はとれずテスト対策の勉強とレポートが重荷になってました。また、後期の最初は数学対策に必死だったので編入試験の専門科目の対策はほとんどできていませんでした。
後期中間(12月初め)が終わったあと時間に余裕ができたので力学や電磁気の勉強もし始めました。後期末が終わるとそれらに加え専門科目(電気電子回路、論理回路)の対策も行い始めました。
春休み(2月中旬~)に入るとバイトを週1に抑え、友達と1,2回遊びに行く以外は家で勉強していました。春休みの後半には専攻科や工芸繊維などの過去問も解き始めました。
10月の編入対策勉強時間:15h
11月の編入対策勉強時間:5h
12月の編入対策勉強時間:20h
1月の編入対策勉強時間:35h
2月の編入対策勉強時間:80h
3月の編入対策勉強時間:130h
5年前期
5年生になれば授業もぐっと減って編入対策の時間もとれるだろうと考えていたのですが、弊学科は5年前期でテスト科目が9教科あり授業数もそれなりに多く、思ったより編入対策に注げる時間が少なかったです。また授業中の内職もできない位置の席だったため卒研の時間と家で勉強する時間を編入対策に捧げました。また、あまり席次は落としたくなかったのでテスト3~4日前や期間中はテスト対策もしていました。
編入試験が近づくと参考書をやる時間はほぼなく、ずっと受験する大学の過去問を解いていました。僕は幸いなことに同じ研究室にいる僕より席次の高い友達が推薦で進路を決めていたためその友達に過去問のわからないところを教えてもらっていたので過去問対策はスムーズに進みました。
試験当日
試験内容
数学
(1.線形代数 2.微分方程式 3.複素関数論 4.確率統計)
そこまで例年と難易度は変わってないと思います。
大門2の微分方程式は簡単で、大門3の複素関数論はちょっとややこしめだった気がします。
体感7割位取れました。
専門基礎
(物理,電磁気学,電気電子回路,コンピュータ工学から2科目選択)
僕は電気電子回路とコンピュータ工学を選びました。
電気電子回路は過渡現象とトランジスタの問題が出ました。電気回路分野の過渡現象は完璧にできたのですが、電子回路分野の方ではここ数年オペアンプしか出ていなかったのでトランジスタの対策をしておらず回路全体ではほぼ半分落としました。難易度は例年通りです。
コンピュータ工学は論理回路の問題とプログラミング(アルゴリズム)の問題が出ました。こちらも論理回路は完璧に取れたのですが、プログラミングがわからずほぼ半分落としました。こちらも難易度は例年通りです。
専門基礎は体感5~6割です。
面接
- なぜ大阪大学工学部を志望したか。
- 他に受験した大学は?また合格状況は?
3分もかかってなかったと思います。面接が早すぎたので終わった後は落ちたと思ってました。
後輩に伝えたいこと
阪大は調査書が全体の得点の約1/4を占めるので学校のテストも頑張っておいた方がいいと思います。
また、TOEICはいいスコアが取れたら終われるので早めに勉強に取り掛かって終わらせるのがいいと思います。実際僕は3年にいいスコアが取れていたので4年ではTOEICを気にすることなく編入対策できました。
そのうち別にnoteの方で編入体験記上げるのでXの方で確認していただけたらと思います。
オススメの参考書
実際に使ったもののみです。
数学
- 徹底研究
- 過去問特訓
- マセマ複素
- 細野確率(阪大基礎工用)
物理
- 物理のエッセンス
- 大学生の初等力学
電磁気
- 弱点克服大学生の電磁気学
専門科目
- 論理回路入門
- 基礎からの過渡現象