編入体験談

2025年:岐阜大学 応用生物科学部 応用生命化学課程

自己紹介

名前:ぞんべぇ
出身高専:九州の高専 化学系
学科順位:3年次:15位 4年次:6位
受験年:2024
受験大学(受験科目):岐阜大学応用生物科学部応用生命化学課程(合格) 
併願大学:筑波大学生物学類(合格)、岡山大学理学部生物学科(合格)
部活や資格:TOEIC:745
TwitterID:@Zonbee_

なぜ編入をしようと思ったか

研究職志望なので、高専を受験する時点で編入を考えていました。

科目ごとの勉強方法

数学

特になし

物理

特になし

化学

特になし

英語

TOEICは4年生の4月(600点くらい)から取り組み始めました。
金フレとか英語の論文とかを読んでたら5年生の4月に800点まで上がりました。
岐阜の形式には、英語の論文を読んだのが効いたと思います。

専門科目

生物学は、4年生の3月(受験の4か月前)から本格的に始めました。
高専では生物学をほぼやらないため、キャンベル生物学やエッセンシャル細胞生物学を買って読み込みました。これらは、ほぼ併願校対策としての勉強でした。
生化学は高専でやった内容が出ることが予想されたので、授業の配布プリント(マクマリーがベース)やアプリ(Amino Acid Quiz)を使って構造式などを復習しました。

試験当日

試験内容

小論文(環境?統計?)

採点基準がわからないので、とりあえず持っていた知識で全部埋めました。今年の問題は生物多様性とか環境問題とかに興味を持っていれば解けるのかな、と思いましたが、傾向がつかめないので対策が難しい大門です。

英語

和訳です。英語はどちらかと言えば得意な方なので完答しましたが、難しい人は論文の和訳などで慣れるといいと思います。過去問では本文は非公開ですが、出典が分かるので、そういった文章を何個か読むと慣れます。岐阜のみの受験であれば、TOEIC対策用の教材を使うよりも文法を強化することと、自分の専門分野で英語の論文を辞書を使いながら和訳してDeepLと比べながら推敲するのが良いと思います。過去問は非公開ですが、連絡をくれれば写真を送ります。

生化学

生化学の勉強をすればいいと思います。今年はタンパク質の定量方法を答える問題が出て、それだけ分かりませんでした。

面接

たぶん家が遠い人から順番。一人ずつ別室に行きます。一人15分で、タイマーで計ってました。

以下、時系列で質問事項を書いていきます。

  • 募集要項に「通常の1年からの入学とは異なる経験・識見を生かし、明確な目的意識をもって学習する意欲を評価する」と書いてある。普通の入学生に比べてオリジナルなとことは?言い換えると、セールスポイントは?
  • 南から北まである中でなんで岐阜?
  • 単位取得が厳しいことは知ってる?最悪三年かかるよ?
  • ○○(理由書に書いたこと)ってなに?
  • 編入を決めた時期は?
  • 理由書に○○とかなんとか書いてるけど、詳しく。
  • 志望理由に○○な職業って書いてるけど、具体的にどの企業とか考えてるの?
  • 卒研の現在の進捗は?(以下、卒研内容について2,3問質問があった。)
  • 小林製薬の紅麹問題についてどう思う?(たぶん時事問題)

後輩に伝えたいこと

会場には時計はないので、忘れずに持って行ってください。
今年はやたら受験者が多かった(17人)にも関わらず合格者が少なかった(2人)です。岐阜を併願校として受けていた人も多かったでしょうが、併願校であっても志望理由はしっかりと練らないと面接で6割に満たない事態になりそうだなと思いました。
また、面接で時事問題を聞かれたことや例年の大門1の傾向から、普段からアンテナを高く張っているといいのかなと思います。

オススメの参考書

マクマリー生物有機化学[生化学編]
今年は環境白書から出たので、大門1を解きたいなら分野を問わず色々と資料や本を読むのが良いと思います。

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