自己紹介
名前:鈴木
出身高専:新居浜高専電気情報工学科
学科順位:3年次9位 4年次9位
受験年:2024年
受験大学(受験科目):大阪公立大学電子物理工学科、数学、電磁気、電気回路、TOIEC
併願大学:岡山大学、豊橋技科大学
部活や資格:TOIEC675点
Instagram:oka_1017
なぜ編入をしようと思ったか
夏のインターンシップで高専卒では自分のやりたい仕事ができないと分かり、大学に行こうと考えました。
学年ごとの勉強内容
1~3年
暗記ではなくちゃんと理解していこうという気持ちで定期テストの勉強だけをしていました。
1~4年生までずっと順位は10/40前後でした。
4年前期
1~3年生のときと同じように学校の勉強しかしていませんでした。
4年後期
学年末試験が終わった2月下旬に受験のことを思い出しました。この時点でTOIECは460点でした。岡山大学の受験は昔から考えていましたが、もうワンランク上の大学も受験してみようと考えました。色々調べた結果今から間に合いそうな大学は受験科目に力学がない大阪公立大学ぐらいだとわかり勉強を開始しました。
数学は編入数学徹底研究で勉強しました。電磁気学はネットで調べたら出てくる黄色い電磁気の本と学校で使っている電磁気のオレンジ色の問題集を使いました。電気回路は色々な大学の過去問と教科書の例題で勉強しました。
5年前期
TOIECは3月終わり頃から4月の終わりのTOIEC試験までの1か月ほどしっかりと勉強しました。この頃はTOIECと他の科目を6:4ぐらいで勉強していました。TOIECは金フレ、銀フレ、文法特急、でる1000の章末模試、最新の公式問題集、書店で売っている600点取るための問題集的なやつを全部理解して解けるようになるつもりで回しまくりました。英単語とオーバーラッピングは大事だと感じました。公式問題集のわからない単語は全てレポート用紙に書き出して暗記しました。4月終わりの試験でなんとかギリギリ675点を取ることができました。
TOIECが終わった後は、他の科目を問題集でざっくり仕上げ、5月ぐらいから公立大の過去問を解き始めました。数学はとても簡単ですが、専門科目が難しめです。公立大学を訪問したら貰える過去問3年分と技科大、名工大、農工大、京都工芸繊維大、神戸大あたりの過去問を解いていました。農工大と名工大の電気回路は難易度が近いなと感じたのでおすすめです。
試験当日
試験内容
数学:線形代数、微分方程式、複素関数論
電気回路:交流回路、四端子定数、三相交流、過渡現象、ひずみ波交流など
電磁気学:コンデンサ、マクスウェル方程式、電磁誘導など
英語:TOIEC
面接
聞かれたこと
- 試験のでき
- 試験で出題されたことは高専の授業でやったか
- いつから試験勉強を始めたか
- 併願校
- 高専で頑張ったこと
- 将来のプラン
- 苦手な科目
- 卒研の内容
- 入りたい研究室とそこでやりたい研究
全体的にあまり深堀してきませんでした。やりたい研究と志望動機さえしっかり練れていれば良いと思います。TOIEC675点は高いねと言っていただけました。
後輩に伝えたいこと
ぼくは2月末から受験勉強を始めました。2月末からだと力学を仕上げる余裕がなく挑戦できる大学がかなり絞られてしまいました。かなりギリギリだったと感じたので遅くとも1月上旬頃には受験勉強を開始すべきだと感じました。
オススメの参考書
編入数学徹底研究、旧帝大志望でない人は章末問題は飛ばしても良いと感じました。
電磁気学演習(黄色)、演習電気磁気学(森北出版)、電磁気学はこの2冊でそれなりに戦えると思います。
詳解電気回路演習はよくネットでおすすめされていますが、個人的には学校の教科書で十分だと感じました。